痛みの変遷と停滞

4月13日、水曜日。

9時前起床。起きてみたらやっぱりまだ痛かった。朝食後、まずは県立中央病院に電話してみる。すると、担当医は午後に来るので後でかけ直すということで、明日診察を受けられる可能性があるということだった。その連絡を待つという手もあるが、地元の内科の診察が今日は午前中だけである。とにかくまだ痛い。それで内科にも電話して、結局行くことにした。

11時半まで来いと言われて、結局順番が回ってきたのは昼過ぎだった。医師に一通り(悪性リンパ腫云々も含めて)説明して、触診を受けた。すると、この内科医が言うには脾臓は触って分かるほど腫れてはいないということで、脾臓ではなく腸ではないかという。それで腸の薬と腹痛の薬を処方された。腹痛? なんか釈然としない。僕の説明の仕方が悪かったのだろうか。しくしくとか、ちくちくとか、ぴりぴりとか、それでは上手く伝わらなかったのか。

ともあれ腹が減った。ちょうどこの内科の両隣は蕎麦屋である。というわけで、二日続けて昼食に冷たい肉そばを食べるという贅沢をしてしまった。今日はいろは支店という店で食べた。

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一見、昨日よりも鶏肉が多くて美味しそうに見えるが、麺とつゆがいまいちだった。昨日食べた一寸亭本店の方がずっと美味しかった。そういえば今日の店は昼時だというのに空いていた。

帰宅後、早速処方された薬を飲んでみるが痛みは一向に治まらない。1時過ぎに県立中央病院から連絡が来て、明日来て欲しいということだった。先ほど地元の内科に行ったばかりなので一瞬迷うが、結局行くことにした。たぶんその方が安心だから。

我慢して相場をやっていたものの、始終ぴりぴりと痛むので疲れることこの上ない。ただ人間というのは不思議なもので、ポジションを持っていて相場のチャートに物凄く集中しているときは痛みを忘れる。とはいうものの、気を抜くとまた痛みはやってくる。

母のところに面会に行き、帰宅して夕飯を済ませてもまだ痛みは治まらない。救いはといえば激痛ではないということと、間断なく痛いわけではないということか。だからまあ我慢出来ないというほどではない。夕方から持った相場のポジションを固唾を飲んで見守っているうちは痛みを忘れる。一息ついて、ちょっとギターを弾いてみるとその間も痛みを覚えないので、もしかしたらようやっと治まったのかと思ったが、立ち歩くとまた左の肋骨の下に痛みが走る。なかなか頑固だ。立ち去ってくれない。

昨夜同様、風呂に入っている間は痛みは治まり楽になる。ところが風呂から上がって少し経つと思い出したようにまたちくっと痛む。

外は雨の音。夜半から降り続いている。せっかくこの界隈でも咲いた桜が雨で散ってしまわないかと心配になる。母に桜を見せようと三日後の土曜日に一時帰宅を申請してきたのだ。しかしそれにしても、いつまでこの痛みと付き合わなければならないのか。

sakura

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