揺れる想い

4月14日、木曜日。

夜、まず東京の23区内が震源の地震というのに驚いて、それからしばらくして今度は熊本で震度7の地震というのに本当に驚いた。さすがにテレビをつけた。NHKは延々と緊急放送を続ける。揺れる映像を見ているのが船酔いのようにしんどくなって、まず音を消し、それからテレビを消した。その後もあまりにも余震が多くて、ツイッターのタイムラインを見ているだけで疲れる。現地の人には申し訳ないけれども。

日本に住んでいる以上、他人事ではない。僕が住んでいる山形の片田舎は比較的災害が少ない方だと思うが、それでも区長の話によると山の方に活断層があって最大震度6強の可能性があるということだった。今日の地震は両方とも震源が10kmと浅く、特に熊本の方はそれで震度が大きくなったようだ。救いは津波の危険がないということか。

日中は晴れていたのに今日も夜になって雨、外は何やら風の音が凄く不穏な雰囲気。

今日は県立中央病院に行くために9時半にアラームをセットしておいたんだけれど、結局そのアラームで起きる。11時半までに来てくれということだったので、15分前ぐらいに到着、受付を済ませる。すると、11時半になるといの一番に呼ばれて総合病院なのにまったく待たずに済んだ。診察した医師によると、2月のCTも問題ないし触診でも大丈夫だし、大事ない、ということだった。実際、今朝から痛みはほとんどなくなっていたんだけど、お墨付きをもらって一安心。ある種精神的なものなのか、午後からは痛みはすっかりなくなった。

考えてみれば、昔六本木の医者に同じような痛みでかかったことがあり、そのときは筋肉痛と言われたので今回もそうだったんじゃないだろうか。まだ六本木ヒルズなんてなくて六本木WAVEがあり東日ビルがあったころだ。もう15年ぐらい前か。今回ここまで大騒ぎして心配したのは位置がちょうど脾臓の辺りだったからで、そうじゃなければこんなに気にかけることもなかったと思う。

病院からの帰り、車中は暑くて冷房を入れたくなるほどだった。途中のドトールで昼食を摂る。ついでに隣接した本屋を覗く。帰り道、そこここで桜が見事に咲いていた。山形は今がちょうど見ごろか。

ツイッターのタイムラインに戻るといまだに余震は続いている。最近アジア近辺で地震が続いているので、早いとこ落ち着いて欲しいものだ。

それにしても今日は暖房がいらないどころか、深夜1時過ぎの今、ナイトガウンを羽織っていると暑いくらいだ。

世界中のみんながリラックスできますように。もちろん、自分も含めて。

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