残月

5月1日、日曜日。

今日から5月だというのにちと寒い。9時51分起床。これで5日連続で9時半過ぎ~10時前に起きている。これはもう規則正しいと言えるんじゃないだろうか。ただ、1時間前倒ししたい。今朝も起きたときから頭痛。たぶんこれは寝酒のせいだと思う。ほんのちょっと飲み過ぎただけでも頭痛が来る。ホントに舐めるほどしか飲んでないんだけど。

先日精神科でビタミンEを処方されて以来、気のせいか冷えがましになったような気がする。プラセボ効果にしろ、ましになるのは助かる。

今日も昼前から2時過ぎまで業務。何がどうなっているのかさっぱり分からないので、今日は煙草一箱を交換してみた。すると、貯玉が2万5000発ほどあった。これでしばらくは遊べるだろう。

帰りがけに図書館に本を返し、オルハン・パムク「黒い本」を借りる。

というわけで月村了衛「コルトM1851残月」読了。

これはホントに面白かった。時代劇なのでとっつきにくいかなと最初は思ったのだけれど、脚本家出身だけあって飽きさせないで読ませる。要は主人公に肩入れすればいいだけなので非常に分かりやすいし読んでいて話に推進力がある。ネタバレはしたくないが最後の方、主人公をこれでもかと徹底的に追い詰めるというエンターテインメントの定石を見事にこなしていた。この辺は黒澤映画辺りにも通じるところ。映画化しても面白いんじゃないかなと思った。大藪春彦賞というのもうなずける。ラストが特にね。

夜は勝てば奇跡の優勝が決まるというレスターとマンチェスターユナイテッドの試合、見れないので固唾を飲んでツイッターのタイムラインを追う。早々に失点したレスターが劣勢の中でセットプレーから追いつき、後半ドリンクウォーターが2枚目のイエローで退場も耐えて引き分ける。これで優勝は持ち越しだがバーディがいない中でよくアウェイで引き分けたというべきか。それにしてもこの100年に一度と言われる奇跡の優勝をかけた大一番に当たり前のようにフォワードで岡崎が先発していることが本当に驚き。例によって後半に交代はしたものの。

そんなわけでレスターの奇跡は持ち越された。明日2位のトッテナムが引き分け以下なら優勝が地味に決まる。だがしかし、それで価値が下がるわけではないだろう。ここまで来たらどんな形でも優勝させたいという気持ち。たぶんこんな映画みたいなストーリーは二度とないと思うから。

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