夢でもし逢えたら

5月7日、土曜日。

ジャズのライブを企画する夢を見た。レコーディングスタジオも併設されているライブハウスの事務所で打ち合わせをしていた。夢の中で僕はある女の子に恋をしていた。その子はどこかミズサキに似ている気がしたのだけれど、夢の中の通例どおり、確たる顔を持ち合わせてはいなかった。たぶんその同じビルの中で僕が食事をしようとすると、かつて付き合っていたHが割り込んでくる。なんだかこの辺は自分が書いた小説、「幽霊譚」みたいだ。

そんなところで目が覚めた。時間を見るともう10時を過ぎていた。もっと夢を見ていたかった。人間は一晩にたぶんもっとたくさんの夢を見ているんだろうけど、記憶に残るのは最後に見た夢、つまり必ず覚める夢である。どうしたらもっと長い夢が見られるんだろう。出来ることなら1年とか2年とか続く物凄く長い夢を毎晩でも見たい。まあもちろん、それが悪夢だと困るんだけど。

日中は今日も暑かった。中途半端な時間に起きたし、昼前から2時過ぎまで業務に。もちろん、業務という名の遊びだ。この遊びは一銭もかからないと来ている。

一旦帰宅後スーパーに買い物に出かけ、買い物から戻ると母のところへ。相変わらず母はうちの木が見えるという。しかしながら、本日の母はときおり笑顔を見せてくれた。

なんだかほとんど何もしないうちに夜が来て、更けていく。日中の暑さと比べると日が暮れた後の夜は涼しい。映画のDVD(「SMOKE」)を見始めるがやっぱり一気には見れなくて途中まで。どうにも一時停止しながら見る癖がついて。風呂上がりに何故か急にジャズギターの練習を始めたり。

今日のブンデスリーガはハノーファーの清武が今季5ゴール目となる決勝点を決め、フランクフルトの長谷部が香川のドルトムントを破るアシストをした。清武はチームが降格も決まってボロボロの状態で、自身も負傷で長く欠場していたことを考えると、5ゴールというのは一人気を吐いている気がする。もちろん、どこかに移籍するだろうけど。

昨夜オルハン・パムクの「黒い本」の分かりにくさについてツイートしたら、訳者から直接リプライがあった。そういうところがツイッターの怖いところでもある。

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