何かと痛恨

7月14日、木曜日。

広々とした真っ白な浴室の真っ白な風呂に入っている夢を見て起きたら10時55分。呆然。もはや人間失格。なんでこう起きられないのだろうか。午前中というものがほとんどない。

今日も相場はストップを食らいまくり。というのも棒上げのドル円にショート(売り)を続けていたら当たり前にそうなる感。午後には早々に負け戦決定、今週は全敗、まるで今のJ1の名古屋みたいになってきた。それでもなんとかめげずにユーロドルを目一杯ショートして勝負。

と、そんなことをしていると夕方、久々にタヌキが庭先に現れた。書斎の目の前にひょっこり現れ、僕が唖然として見つめるとこっちをきょとんと見ている。これは千載一遇のシャッターチャンス、iPhoneを手に写真を撮ろうとしたがスワイプするとカメラがない画面で焦る。それでつい、「あ、ちょっと待って、こんにちは」と訳の分からない言葉をタヌキにかけてしまい、それに驚いた(当たり前である)タヌキは身をひるがえして草むらの中に消えてしまった。というわけで、本当に千載一遇のシャッターチャンスを逃した。残念。

相場のポジションは持ったままで夕食前に母のところに面会に行く。今日は書道のクラスをやったらしく、職員の人が母が書いたものを持ってきてくれたのだが、当の本人はどうやら記憶が曖昧らしい。習字が唯一の趣味となってしまったのに、それすら忘れてしまうとは。もちろん完全に忘れたわけではなくて、「いつ」という記憶が曖昧なのだと思う。僕自身もそこまで酷くはないが、かつて大量の向精神薬を処方されてへろへろになっていたときは、時間の感覚を失って昨日と一昨日の区別がつかなかったり、一週間とか一ヵ月とか時間のスパンが把握できず、分からなくなったりした。それに、今だって自分のツイートや手帳とかを見ないと午前中とか日中何をしていたかが怪しい。

それはともかく、帰宅すると幸いにしてポジションはまだ生き残っていた。それで8時過ぎに夕飯を食べていると、指値が成立した音がして何事かと思ったら、8時に英の政策金利発表があったのだった。完全に油断していた。サプライズの金利据え置きでその後少しタイムラグがあって思い出したように突然ユーロドルが噴き上がり、瞬時にストップを食らう。もう息の根を止められたというぐらいの大敗なのだが、ここまで負けると鈍感になるのか、噴き上がったユーロドルを渾身の売りポジションを持って勝負。案の定行って来いになってユーロドルは戻る。ここまで来ると後はどこまで我慢が利くかというだけのことなのだが、11時過ぎまで我慢していたのだがこらえきれずに中途で利食いしてしまった。頭では分かっていても我慢出来なかった。どちらに動いても後悔することは分かっていたのだが。まあそれでも200ピップスぐらいは取り戻したのだから、これはこれでよしとしなければならないのかも。

明日は朝ゴミ当番、早く起きなければならない。しかし前述のようにここ2日ばかり壊滅的に朝起きられないために今から緊張してかえって寝つきが悪くなりそう。まあアラームを設定しておいたし、最悪起きられなくても燃えるゴミの日だからなんとかなるとは思うが。

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