トウェニイファイブ

moon
真昼の月。

9月10日、土曜日。

これは昨夜の話なんだけれども、BSマンガ夜話の「1・2の三四郎」の回を見て、プロレスラーはスクワットを2000回やる(プロレスラーのハヤブサ談)ということを聞いてかなりショックを受け、というのも僕自身はスクワットを20回もやると一杯一杯になるからなのだが、何度もこの日記に書いているように近ごろというか近年の僕は異常なまでに体力がない。何しろゴミ置き場まで2往復しただけで疲れてしまうぐらいに。これはいくらなんでもまずいぞと思い、風呂に入る前に脱衣所でスクワットを25回やってみた。この、25回というのがミソ。前述のようにいつもなら20回もやると一杯一杯になるので、それより5回頑張ってみたというわけである。どっちにしろ2000回には到底及ばないわけだけれど、この5回余計にやったことで風呂上がりに足ががくがくになった。本当にプロレスラーは2000回もこれをやるんだろうかと思うものの、とりあえず自分が情けない。考えてみれば中学のテニス部時代に人を肩車してスクワット50回というのが自分のこれまでの最高値で、これはこれで物凄くきつかった覚えがある。それが今では25回でがくがくになるという始末なのだった。

今日の朝目が覚めてみると、足というよりも今度は腰とか尻に来ていた。そのうち背中にも来た。で、午前中と午後と昼寝というか寝込んでしまったのである。もうそのままいくらでも寝てしまいそうな感じだった。なんでこんなに寝れるのか不思議なくらい。

たかがスクワットを25回やっただけで翌日寝込んでしまうとは。しかし考えてみれば最近は散歩すらやらなくなったが去年辺り、1時間ぐらいの散歩をすると翌日に寝込んでいた。あのころはまさか散歩ごときで寝込んでいるとは思えなかったが、今日こうしてスクワット25回で寝込んでしまうと、あああれはそうだったのかとようやく分かってくる。つまり今の僕はそれほど唖然とするほど体力がないのである。

というわけでもちろん、今夜もスクワットを25回やった。明日どうなるのか。ひとまず、ここは根性で続けてみることにする。物凄くレベルの低い話ではあるけれど。

今日は夜オンデマンドでJ1の柏対鹿島の試合を見たんだけれど、2-0で鹿島の完敗だった。鹿島の出来もよくなかったが、柏の強さに驚いた。特に途中から右サイドに入った伊東純也には脱帽。なんであれで五輪代表に選ばれなかったのか謎だ。鹿島の柴崎はこれじゃあ代表に呼ばれないわけだと悪い意味で納得せざるを得ないパフォーマンス。そんなわけでいろいろがっかりした。

その後の夜、DAZNでブンデスリーガのヘルタ・ベルリン対インゴルシュタットの試合を見る。今日もヘルタの先発だった原口元気の2アシストでヘルタが2-0で勝利。原口は前節の2得点にも絡んでおり、これで2試合続けて全ゴールに絡むというまさに八面六臂の活躍。代表で点を取るのももっともとうなずける。前節はアシストではないが原口の枠内シュートから2点、今日はピンポイントのスルーパスとクロスでものの見事なアシスト。感心することしきり。

で、ようやく小山ゆう「あずみ」全48巻を読破。

というように48巻を見ると竜頭蛇尾的に思えたのだが、これは前半はあずみの完膚なきまでの強さが意外性となってカタルシスをもたらしていたのだけれど、後半はそれが当たり前になって意外性を持たなくなり、マンネリズムに陥ったためだと思う。これはこれでしょうがないのかもしれない。つまり、どこまでも強い敵を果てしなく作るというのはそれはそれで無理があり、あずみの強さを表現するのにもマンガ的リアリティという意味でも限界はあるということで、そうすると後はひたすらあずみをどう追い詰めるかという展開しかなくなってしまう。それと同時に前半に圧倒的な衝撃をもたらした陰惨さも影を次第に潜めてしまった感はある。それにしてもマンガを全巻読むなんて実に久しぶり。一体いつ以来だろうか。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク