受難

9月14日、水曜日。

朝目が覚めて時間を見ると7時11分、そこでどういうわけか起きた。なんていうか、早起きできるんじゃないかと思ったのである。ところが蓋を開けてみると案の定というか、午前中から昼寝、午後も間欠的に眠気が襲ってきてアラームをかけて昼寝、というようなことを繰り返す羽目に。

そんな風に隙あれば寝るというような日中、意識のある間は相場をやっていたわけだが、長い昼寝の後、午後3時過ぎになっていきなりストップロスを食らってしまった。今日は4時に精神科の予約が入っているのでかなり焦る。それまで寝てばかりで一向に気勢が上がらなかったのだが、ここでようやくアドレナリンが出た(よろしくない意味で)。今日はこの最初に食らったストップが後々まで尾を引いてしまった。まったく挽回も出来ないまま精神科に行ったのだが、あろうことか財布を持ってくるのを忘れたことに診察後に気づく。精神科の診察料は小銭入れ(これは持っていた)で済んだのだが、処方薬局の方は持ち合わせが足りない。しかしながら手帳にクレジットカードを入れておいたので710円也を恥ずかしながらカードで払う。

このところ毎日ではないのだがたびたび夜になってから右目に目ヤニが出て辟易することが多く、気になっていたので一旦財布を取りに家に戻ってから眼科に行った。診察の結果はドライアイ。処方された目薬は以前処方されたものと同じで、今も使っている奴だった。うーん。それをつけてもダメなので医者に行ったのだが。

眼科から帰宅後、煙草を一服してから母のところに面会に行き、帰りがけにスーパーで買い物をして帰る。この間も先ほど食らったストップがずっと重しのように心にひっかかっていた。

夕食を摂りながら相場のチャートを見ていると、まさに僕が精神科に行った4時からドル円は下落をし続けており、その意味ではやろうとしていたことは方向的には間違っておらず、ただちょうど噴き上がったタイミングでポジションを取ってしまったといういわば不運だった。ただ、朝方立てたプランでは買いから入って後から売りという作戦で、これはその通りにやっていればどんぴしゃだったのだが、何故か一番悪いタイミングで逆に売りから入ってしまった。なので、不運というよりは下手なんだと思う。

それが明快になったのはその後の夜。夕飯で満腹になり気勢は上がらずまた眠気が来てアラームをかけて少しうとうとしてから、10時過ぎに気を取り直して昼間食らったストップの分をなんとか挽回しようと試みる。ところがある程度売りのポジションを積んでいてちょっと上に持って行かれたところでビビって損切りしてしまった。結果的にはここが唯一の挽回のチャンス、本日最大の失敗だった。まるで絵に描いたように僕が損切りした後にドル円はひたすら下落を始め、それを指をくわえて見ているしかなかった。ドル円で失敗したのでユーロドルに目先を変えてポジションを取る。ところがこれが物の見事に裏目、日付が変わるころに上に持って行かれて本日二度目のストップを食らってしまった。これで本日の大敗は確定。ルール的には一日の損失限度額に達したのでもう手仕舞い。

というところなのだが、何しろ先ほどの失敗が悔しくてならず、さらにユーロドルで売りポジションを作った。ところがこれがどんどん噴き上がる。まあ不運といえば不運なのだが、考えてみれば日中ドル円に比べてユーロドルはやけに動かないなと思っていたので、その分夜に動いただけとも言える。

そんなわけでこれを書いている今も、自分のルール的には目一杯のユーロドルのポジションを持って固唾を飲んでいるところ。たぶん運を天に任せて、明日まで持ち越すと思う。

そんな感じで今日はやることなすこと上手く行かず、まったくもって受難の日という感じだった。こういう日もあるのだろうけど。

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