9月15日、木曜日。
今朝も最初に目が覚めた8時半前に起きた。やっぱり起きなければと思ったのだった。自分でも最近の出鱈目な生活リズムに対する危機感がある。
起きて朝食後に確認すると、昨夜取った相場のポジションはまだ生き残っていた。しかしこれではまだ足りない。そのまま保持することに。とはいうものの、ずうっと阿呆のようにチャートを眺めている気にもなれず、早起きしたせいで眠くもあったのでここは運を天に任せようと業務に行った。少なくとも業務中は寝ることはないから。
唖然とするほどツイていなかった。ネタ的には悪くなかったが、2連が最高ではどうにもならない。そんなわけで3時半過ぎに諦めて帰途に就く。帰宅してすぐにチャートを確認すると、ほぼ利食いポイントに近づいていた。もうあとちょっとというところ。帰るタイミングとしてはばっちりだった。すぐに指値決済がつきそうだったので、ほんの少し指値幅を増やした。で、4時ジャストに指値決済。ほぼベストのタイミングだった。これで昨日の大敗分を取り戻してお釣りが来た。つまり、昨日からトータルでプラスに転じた。我ながらどんぴしゃのタイミングだったと思う。珍しいことに。
これで気が抜けたのか眠気がどっと押し寄せて、夕方は6時過ぎまでアラームをかけて昼寝。
相場はこれでほとんど気持ちが燃え尽きてしまい、あとは夜の指標時にちょっと抜いただけ。夜はEテレで「浦沢直樹の漫勉」という漫画家のドキュメンタリーを見た。このところ、YouTubeですっかり「BSマンガ夜話」にハマっている最中なので。今日は池上遼一だった。池上が巧いことは十分承知していたつもりだったが、実際にリアルタイムで描いて行く様子を見るとあまりにも凄くてびっくり。漫画家っていうのも大変な商売だなと改めて思う。一コマ描くのでも気が遠くなるような作業に見える。俺には絶対無理、とか思う。
夜中にチャンネルを替えていたらBSにバリー・マン(作曲家)とシンシア・ワイル(作詞家)の夫婦が出ていたので見た。キャロル・キングのドキュメンタリー番組だった。久々にキャロル・キングの歌を聴いたら、なんだか凄いよかった。素直に感動出来たことが不思議。確かキャロル・キングは昔代表的なアルバム(「タペストリー」だと思う)を1枚持っていたはずだが、今でも持っているかどうかは怪しい。とにかくもんのすごい久々に聴いた。そういえば最近、音楽を聴く余裕が全然ない。少なくとも相場のポジションを持っている間は音楽を聴く余裕なんてない。そんなわけだから、久しぶりに音楽を聴いたような気すらする。
と、ここまで書いて傍らのモニターに映る相場のチャートを見ると、夜テレビを見始めてずっと放置してたけど、あのときに売っておけばよかったと案の定思っている次第。大体に於いてそういうもん。