童夢

9月16日、金曜日。

今朝も8時半前に起きた。昨日と2分しか違わない。案の定眠かったが、起きなければという意思はあった。

朝食後、相場のチャートを眺めて本日のプランを練り、少しポジションを取ってみたりもしたが何しろ眠かったし、すぐには動きそうもなかったので指値だけ置いて業務に行った。どうも眠いときは業務という安直な発想になっている気がしないでもない。

昨日と同じネタ。悪くない。しかしなんていうかまったくツイてないのかそうでもないのか、フルスペックなのに2時過ぎまでで初当たりを6回引いたところだけみるとツイているようだが、50%である確変を1回しか引けずしかもそれがSTスルーで単発に終わった。4時間半という稼働時間から考えると案外妥当なのかもしれないが、それでも期待出玉的には随分損をした気がする。ただし、これでも期待値を積み上げたことにはなりそうだが。それにしても昨日も確変2回でどちらも2連止まり、2日間で計10回ほど当たりを引いてそのうち確変は3回、確変時のトータル当たりは5回(ST中の当たりは実質2回だけ)と、継続率80%というわりには随分期待値損をしている気が。

というわけだから期待値だけ空振りしたような徒労の気分で帰宅。帰宅後の午後も相場はなかなか動かず、参加のしようがない。結局夕方にちょこっとだけと夜の指標時にちょっと抜いただけに終わる。置いておいた指値は0.01ピプス(最小単位)の差で成立せず、びっくり。結局指値は全部外したんだけれど、夜中になって見るとドル円もユーロドルもそのままにしておけば成立はしていた。だが週末の夜だし無理をせず。

夜、2階の自室に久々に上がって本の荷物を探すと、大友克洋の「ハイウェイスター」「童夢」と石井隆「魔楽」が出てきた。大友克洋の初期短編集「ハイウェイスター」の冒頭の2編を読んでみるが、あれ、こんなだったっけ、とちょっとがっかりする。やっぱり実際の漫画を読むよりも喧々諤々と漫画を語るBSマンガ夜話の方が面白いのかも、と思ったり。

で、大友克洋の最高傑作(だと思う)「童夢」を実に久しぶりに(10年振りぐらいか)読んだら案の定凄かった。ところどころ、ページをめくるだけで視覚的に本当にびっくりする。子供も平然と殺してしまう酷薄な話でありながら、からからに乾いたクールな、それでいてリアルな筆致。見たことのないパースペクティヴ。なんというか、再びノックアウトされました。これは本当に凄いな。ちなみに奥付を見たら初版だった。

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