10月20日、木曜日。
なんか今日は寒かった。風も強かったし札幌では初雪が降ったし。しかしながら日中の書斎の室温は20度はあったんだけど、それでも寒くて仕方なかった。この、一体何度以下だと寒いと感じるのか、自分の基準がさっぱり分からない。
女性シンガーのプロデュースを依頼されて、お気に入りの女の子のアレンジャーにアレンジを依頼するという夢を見て目が覚めたら8時過ぎだった。昨日まで一日ごとに1時間ずつ起きる時間が後ろになっていたので、なんで今日は早く起きられたのかよく分からない。
ともあれせっかく早く起きたので、朝食後に東京市場の寄り付きから相場のトレード開始。で、寄り付いた途端にこれはまったくの勘なのだけれど今日は日経が上がるという気がしてドル円をロング(買い)。実を言うと事前のイメージはまったく逆だった。つまり、売りから入って押し目買いじゃないかと。しかし今日のところはこの発作的な勘が功を奏した。思った通り日経平均が上がる上がる。しかしなんでそれが分かったのかというとさっぱり分からない。つまり論理的な理由はない。
そこそこ上がったところで逆指値を同値に置いて後は見てるだけ。となると寒いこともあって案の定眠くなってベッドに潜り込んで昼寝。目が覚めて昼食、その後は東京市場の引け寸前に、ちょうど昨日ストップを食らった分を取り戻してお釣りが来るタイミングで利確。結果的に今日はこの朝方取ったポジションしかトレードしなかった。
手仕舞いしたところで髪を切りに行く。美容師の言うところによると3ヶ月ぶりらしい。しかしながら、このクドウさんという恐らくアラフォーと思われるおねえちゃんだかおばさんだかの美容師の人に切ってもらうのはもう四度目か五度目だと思うんだが、不思議なことにいまだに顔を覚えられない。なんでだろう? 考えられるのは髪を切っている間は眼鏡を外しているので視力的に判別が出来ないということぐらいだが、それにしても最初に受け付けるときとか帰り際とかは眼鏡をかけて見ているわけだからいい加減覚えてもよさそうなものである。どういうわけかいつまで経ってもこのクドウさんに限っては顔を覚えられない。たぶんスーパーとかで鉢合わせしてもまったく気がつかないと思う。正直年齢的に記憶力は空恐ろしいぐらい衰えているが、人の顔だけは不思議とイメージとして覚えているのだけれど。
夜にECBの公定歩合の発表があるので、そのときに眠くならないようにと今日は母のところに顔を出す前にスパゲティの夕食。で、母のところから帰宅後、台所のノートPCでチャートを見ていたのだが、公定歩合の発表(据え置き)でも思ったほど動かない。っていうか全然動かない。なんだこれ、と拍子抜けしてしまい、すっかり集中力がなくなって書斎のデスクトップに移動、YouTubeでBSマンガ夜話を見始めた。すると、9時半の指標のタイミングでふと隣のモニターを見ると、ユーロがびっくりするぐらいに跳ね上がったので驚いた。実際のところ、ずっとユーロの戻りだけを待っていたと言っても過言ではないのだけれど、いきなり噴き上がったので一体何事かとただただ驚いておろおろしてポジションを取り損なった。ツイッターのタイムラインを見ると、9時半にECBのドラギ総裁の会見があるのをすっかり見逃していた。迂闊だった。というわけで、せっかく待ちに待った戻りがあったのにただただ唖然として指をくわえて見てるだけに終わる。完全に入り損ねた。たぶん、前述の一旦完全に集中力が落ちてしまったのが要因だと思う。戻り方があまりにも想定外だった。その後もサポートラインを割ったので入ろうと思えば戻り売りで入れたんだけれど、今日はもういいや、様子見様子見という投げやりモードに。
それはともかく、今日は早起きしてしまって朝から相場のポジションを保持してストレスがあったこともあり、午前中から煙草が増えることを想定してリミッターを外してしまった。つまり、今日は吸いたいだけ吸ってもいい、何本になってもオーケーと。そんなわけだからもう30本ぐらいになってもしょうがないと思っていたのだが、これを書いている今の時点で24本という微妙な本数。やっぱり26本止まりか。
で、その夜になってBSマンガ夜話を見始めてから幻聴。動画を止めると人の話し声が聞こえる。気がする。たぶん傍らの空気清浄機の音から倍音を拾って脳内で再構成してるだけだと思うが、気味が悪いといえば気味が悪い。幸いにしてずうっと聞こえるというようなものではないんだけど。