Mr. Mercedes

2月16日、木曜日。

10時40分にガスの集金に起こされる。まあでもこれは仕方がない。昨夜寝たのは4時過ぎ。というのも、本を読み終わりそうだったので最後まで一気に読んでしまったから。

というわけで、スティーブン・キング「ミスター・メルセデス」読了。

まあ簡単にいうと凄く読みやすくて面白かったのだが、終盤に近付くに連れラストが読めてしまう。で、予想通りの結末になるので思ったほどのカタルシスがなかった。という具合に、面白いんだけど物足りないという、微妙な読後感。ただ、これまでスティーヴン・キングは短編ひとつを読んだだけで典型的な食わず嫌いになっていて読まなかった作家なので、長編をひとつ読み切ったということは収穫。それはこの小説に超能力だの超常現象だの幽霊だのゾンビだのが出て来なかったからというところなのだが、王道のサスペンス・スリラーがあまりにも王道でちょっと面食らった、という感じ。

それはともかく。朝食後の昼からちまちまと相場のトレードをそこそこ順調に始めていたのだが、これだけ朝遅かったのにもかかわらずまたもや昼食後に眠気に襲われてギブアップ、ベッドに潜り込んでしまった。すると、目が覚めたのは2時間後。で、気がつくと女子ジャンプW杯の中継が始まっていた。そこで台所に移動して高梨沙羅が優勝して史上最多に並ぶ53勝目を挙げたところを見ていたのだが、途中で指値が成立してしまって、ジャンプを見ながらなんとなくポジションを追加で取っているうちに引っ込みがつかなくなってしまった。この、ながらで相場をやったのが本日の敗因のひとつ。損切りしてポジションを調節しながらだったのだがユーロドルとドル円の両方のポジションを持ってしまったので結果的にポジション量が多過ぎて見動きが取れなくなってしまった。夕方の6時半を過ぎても決済できず、そのまま目をつむって母のところに面会に行く。さすがにストップを食らったかなと思ったら、母のところから帰宅するとまだポジションは生き残っていた。で、魚を焼いて夕飯を作っていると途中でプラスに転じていた。結果的にはここが唯一逃げ切れるポイントだったのだがそんなこととは露知らず、夕飯を食べ終えるころにはまたマイナスに転じて固唾を飲んで見守っていたものの、結局夜の指標までもたずストップがついてしまった。一日の損失限度額一杯のストップを食らったのは久しぶりでそれなりにショック。だがその後の指標が物凄くよかったので乾坤一擲のユーロドルショートのポジションを持つが、何故か下がり切らない。これだけ指標の結果がよければドル買いに転じるはず(というバイアスがかかっていた)なのに今夜はどういうわけか(本当に要因がよく分からなかった)ひたすらドルが売られる展開になり同値決済。その後も唖然とするほどドル売りが続いた。

結果的には当初の想定が間違っていたので、今日のところはどうやってもたぶん負けていただろう。だからこれはしょうがないのだとある程度は納得。しかしいまだに下手過ぎる。一度バイアスがかかるとなかなか想定を反転できない。結局のところ、今日はテレビを見ながらポジションを取ってしまったのが一番の敗因。ながらじゃ無理。

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