Someday my prince will come

3月21日、火曜日。

久々に、タイトルが思いつかないときはそのときに聴いている曲のタイトルにする作戦発動。実際問題として、特に日記に書くような一日でもなかった。ただ単に疲れていた。

というような夢を見て起きたのは11時過ぎだった。これはある程度予想できた。というのも昨夜久々に長時間の打ち合わせをしたので滅茶苦茶疲れていたから。なので、ちょうど8時間寝て目を覚ましたことになる。たかだか人と1時間半喋ったというだけで今日は一日中疲れていた。特に予定もなかったので、入院している叔母の見舞いに行くことにした。外は雨。入院の見舞いに行くのは母が入院していたとき以来なので、面会票を書くということすら忘れていた。受付で訊くと叔母は驚いたことに母と同じく閉鎖病棟に入院しているとのことだった。とすると、ますますただの不眠症ではなさそうで、一体なんと声をかけて何を話したものかと思いながら階段を上がって閉鎖病棟の閉ざされたドアの脇の呼び鈴を押す。

出てきた看護師の話によると、叔母はちょうど今日の午前中から明後日の夕方まで一時外泊しているということだった。というわけで入れ違いになってしまった。だからといって帰宅している叔母の家まで追いかけて訪ねるようなことは無論しないしできない。そもそも、精神病院の閉鎖病棟に入院していることを「眠れないから」と叔父が話している時点で、たぶん深く突っ込んで欲しくないんだろうな、と思う。その辺の空気を察して、次に見舞いに行くとしたら少し間を開けた方がよさそうだ。

日中はずっと雨、なんだか寒いような気がしていたが、実際はそれほど寒くなかった模様。夕方、なかなか動かない相場のチャートを眺めていて辛抱たまらず、アラートを置いてベッドに潜り込んで小一時間昼寝。今日は深夜になってドル円が112円を割ったんだけれど、ほとんど参加しないで終わった。

夜はドラマ「カルテット」の最終回。トータルでドラマそのものは面白かったけれど、最終回の終わり方は若干物足りなさが残ったかな。曲りなりにも音楽をやっているという設定なのだから、ここは思い切りベタでも最後は圧巻の演奏を見せて欲しかった。が、とうとう凡庸な演奏のままだったし、そもそも選曲がよく分からない。いずれにしてもこのドラマはどちらかというと「味わう」ドラマで、最後に圧倒的なカタルシスを求めるようなものではなかったのかも。

それにしても、昨夜の打ち合わせから24時間以上経ったのにまだ疲れている。もちろん体力的なものというよりも精神的なものなのだろうけど、それにしてもしかし。

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