暗夜行路

4月5日、水曜日。

昨夜はいつもより1時間ばかり早く寝た。そのお蔭なのか8時45分起床。午前中、例の入院していた叔母から携帯に電話があった。1ヶ月入院していたとのこと。口が回らないらしい。そう言われてみればそんな感じだった。それ以上詳しいことは訊けなかった。なんとなく雰囲気的に。

せっかく朝起きれたと思ったのだが昼前に眠くなって結局昼寝。今日は1時に隣町のディーラーでタイヤ交換の予約を入れている。アラームで目が覚め、昼食を摂ってなんとか1時前にディーラーに辿り着く。タイヤ交換の作業をしている間、外のベンチで煙草を一服する。

すると、外はぽかぽかとあったかい。なんという陽気。帰路、業務スーパーに寄って買い物をして帰る。気持ちのいい天気で窓を開けて走る。外はまったくもって申し分のない天気だった。非の打ち所のない春の陽気。冬用のズボンにダウンベストを着ている自分が馬鹿げて見える。こんな日は車でどこに行っても許されるような気がした。天気がよくて、暖かくて、静かだ。素晴らしい。

実際のところ、まったく申し分のない日に思えた。ここまでは。

天気がいいし少し早めに母のところに行ってみる。すると、職員の話によると母は風邪をひいて熱を出し、今医者に行っているという。どうもこの辺から今日という一日は暗転した。

一旦帰宅して相場のトレードも、5時過ぎから売り上がって含み損を抱えてしまう。こういうときは何故かすぐに損切りせずにポジションばかり増やしてしまう。一番よろしくないパターン。含み損を抱えたまま、やっぱり気になって7時近くに母のところに行く。母は氷枕をしていた。38度まで上がった熱が37.6分になったと看護師に聞く。母の話によるとそこまで気分が悪いわけではないがときどき頭痛がするという。もしかしたら僕が風邪をうつしてしまったのかと気になる。いずれにせよ、面会は短時間にと言われていたのですぐに帰る。

帰宅後、例のポジションはまだ生き残っていた。夕飯を食べながら相場のチャートを睨んでいると、ちょっとずつ下がってきて夕食後、逃げられるポイントはあった。しかし眼前で見逃してしまった。ここから一気にあからさまに暗転。ストップがついたらしょうがないとは思っていたものの、指標まで引っ張ってしまったのが結果的に大失敗。指標が裏目、ああやっぱりストップがついたかと思って見たらなんと20ピップスばかりスリッページ(いわゆるタイミングの関係で決済値が滑る)を食らっていた。当初の想定の1.5倍もの損失を食らった。唖然。しかも余計な指値までついて引っ込みがつかなくなりそのまままた売り上がる。結局その後あれこれじたばたしたものの、一度ケチのついたものはどうにもならず、火に油を注いだというか、ただの悪あがきに終わった。久々の大敗。かなりげっそりしている。

気がつくと気のせいか少し頭痛。僕も風邪をひいたのだろうか。今日は前述のように暖かく、日中は暖房を入れなくても大丈夫で夜も少し厚着をしていれば暖房なしでも平気なくらいだったが、かといってまったく暖房がいらないかというと微妙。この辺の具合が季節の変わり目って奴だろうか。

しかしそれにしても今日は途中からまったくがらりと暗転した一日だった。

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