そうしないとこなせないものなのかもしれない

4月13日、木曜日。

朝8時23分に起きて台所で朝食のトーストを食べていると、外でやおら大粒の雪が物凄い勢いで降ってきてびっくりした。四月も中盤だというのにこの時期に雪とは。春の雪。結構な勢いで降っているので、この調子で降ってまさか積もったりしたら先日タイヤを普通タイヤに交換してしまったので大変だ……などと思っているとそのうち小降りになり、気がつくとやんでいた。それどころか午後からは青空に日が照っていい天気となる。まったくもって訳の分からない天気だ。今朝は昨日と違い暴力的な眠気に襲われることはなかったが、寒かったので暖房入れる→相場が動かなくなる→眠くなる、という論法で結局昼前にちょっと昼寝してしまった。

今日の予定は特になく、手帳に書いたのは「風呂掃除」だけ。ただ車のガソリンが少なくなっているのが気になる。それに出せていないごみ袋も2つ溜まっているので、いい天気になったことだしごみを処理場に持って行ってついでにガソリンを入れようと車で出かけた。確かに日が差して天気はいいのだが、風が無茶苦茶強かった。ひとまずごみを出してガソリンを入れてついでに煙草も買って帰る。

帰宅後、相場のチャートを眺めていてふと(まさに「ふと」だった)ユーロドルのポジションを取る。それまではドル円でちょびちょびとプラスになっていた。このなんとなく取ったユーロドルのポジションがいわゆる捕まった状態になり、どうしようかしばらく悩む。大した量ではないからナンピンして同値で逃げるという手もあるが上手く行く保証はないしあまり気が進まない。気が進まないといっても実際いくら眺めていても好転する気配はない。途中でナンピンしてたら逃げられたタイミングはあったのだが後の祭り、悩んだ挙句に母のところに行く前に損切り、それまでのプラス分を飛ばしてしまった。しかしこれは結果的にはどうやら正解、そのまま保持していたらさらに20ピップスほど持って行かれてどうにもならなくなるところだった。損切りしてプラスを飛ばしてしまったのが直後は無性に悔しかったのだが。

今日の母は口数が少なかった。僕がテレビのニュースを見ていると、母は目をつむって寝ているように見える。しかしどうやら寝てはいなかったよう。一昨日日記帳にその日の出来事を書き留めていたことに気づき、浅田真央の会見の時間まで記入してあったので凄いというと、そんなことはない、職員に訊いたのだという。そして「頭ぶくっだ(頭が壊れた)」とこぼす。それはたぶん記憶が覚束なくなっていることを言っているんだろうが、もちろん「そんなことはない。大丈夫」と声を掛けて帰る。

帰宅後夕食。夕食後ツイッターのタイムラインを見ていて、Windows10の最新の更新が手動で出来るという記事を読み、やってみようかなと。というのも、昨日もバックグラウンドで自動更新になり、そうすると特にノートPCが物凄く動作が重くなって壊れたのかと思ったりするからだ。手動で出来るのならそれに越したことはないとやり始めたらこれが物凄く時間が掛かる。しかし一旦始めた以上しょうがない。しょうがないからiPhoneでタイムラインを追ったりしていたのだが、手持ち無沙汰な気がしてデスクトップの方も同じく手動で更新を始めた。デスクトップの方がSSDだしCPUのスペックも高いので早く終わる。ようやっとノートPCの方も再起動がかかって更新が終わったと思ったら、今度はWifiが繋がらなくなった。これには頭を抱えた。確かにたまにメインのチャネルが繋がらなくなったりすることはあるが、正直原因も分からないしとにかくめんどくさい。ああ更新なんかするんじゃなかったと思ったがこれも後の祭り、しょうがないのでノートPCをルータに直接LANケーブルで繋いでルータの設定をする。ところが、今度はこの直接繋いだLANが繋がらなくなった。見るとデスクトップの方も同じようにネットが切れている。愕然。ルータの電源を入れ直したりケーブルを抜き差ししていると、どうやらケーブルの接触だったよう。それと、ルータの設定を更新して再起動している間は回線が切れるようで、それを大袈裟に騒いでいたと分かる。結局すったもんだしてようやっとWifiも繋がるようになった(不思議なことに設定を元に戻したら繋がった)。

とかいうことをやっている間に、なにしろ更新の時間がやたらと長かったものだから予定通り風呂の掃除をやって、台所の三角コーナーと排水口の掃除も。なんていうか、アクシデントによって結果的に予定をこなせたという感じがしないでもない。

とまあこんなことをやっている間に夜は更ける。なんだか労多くて功少なしというか、なんかいろいろと無駄骨を折ったような気がしないでもないが、家事とか所用というのはそういうものというか、そうしないとこなせないものなのかもしれない。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク