失ったもの

5月11日、木曜日。

今日の日記はあまり書くことがない。総じて大人しくしていた日というか。

昨日は睡眠時間4時間半で昼寝もせずに深夜3時近くまで起きていられたが、今日はさすがに朝起きてみると9時50分、それもやけに身体が疲れていた。夢に久しぶりに父が出てきた。夢の中の父は晩年そうだった以上に耳が聞こえないようで、耳元に口を寄せて喋るしかなかった。母のところでニュースを見ると今日は全国的には暑かったようで熱中症がどうのというニュースになっていたが、今日は寒かった。それもそのはずで、山形は最高気温が17度に届かなかった。不思議なことに北向きの台所よりも南向きの書斎の方が寒くて、ひざ掛け代わりにタオルケットを使ったほど。今日は相場のトレードスタイルを以前のスタイルに戻そうとスキャルピングではなくデイトレードにして、ユーロドルで構築したポジションを夜の指標前に決済しただけ。お蔭でヒマだった。なので、さして眠いというわけではなく手持無沙汰で寒いという理由で午後1時間ほど昼寝をした。ビデオゲームの夢を見た。ゲームの中の問題が難しくて分からなかった。

母のところに行って驚いたのは、一昨日買って持って行ったばかりの鉢植えのカーネーションがもう全部下を向いてしおれていたこと。一応水をやっておいたが、日当たりが悪いせいだろうか。母に花を買ったのはたぶん初めてなのでがっかりした。

夜は指標後のチャートを見ていたことは見ていたんだけれど、さしたる理由はなく参加せずに様子見に徹する。DAZNで先日の浦和対鹿島の試合を前半まで見た。今日は事実上一回しかトレードしなかったと同様なので、なんだか特に何もせずに淡々と一日を過ごした印象。たまにはこういう日があってもいいのか。

そういえば夜トイレでしゃがんでいて、ふと昔住んでいた用賀のアパートを思い出した。考えてみると、あのころ持っていたもののほとんどを失ってしまった。本とかそういうものを除けば残っているのは自由が丘の丸井で買ったワゴンと青山の骨董屋で買ったデスクライトぐらいで、ベッドもライティングデスクもオーディオラックもソファもアンプもスピーカーも、何もかもみんな捨ててしまった。そういった失ったものを思い出して、懐かしさと同時に寂しくなった。僕は何を失って、何を得たのだろうか?

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