何かと元の木阿弥

7月14日、金曜日。

確かに昨夜は外は涼しかったが、今日は日が落ちても外が蒸し暑い。なので、いくら窓を全開にしたところで家の中が涼しくなる道理がなく、現在のところ台所の室温は32度ある。毎日毎日暑い暑いと書いても夏が終わるまで切りがないのだが暑いものはしょうがない。

で、このところはずっと浴衣で寝ているんだけど起きるころには布団もろともはだけてほぼ全裸になって目が覚める。今朝も一度それほど悲惨でもない時間(たぶん8時40分ごろ)に目が覚めたのだがあまりにも眠くて二度寝、結果10時40分というかなり悲惨な時間に起きることになった。何しろ中途半端だしこの時間に起きるとやっぱり暑い。なんだか起きた時点でああ今日の日中はちょっと駄目だなと思って半分諦めている。よって、朝食後に一応相場の想定をして指値だけ置いて、昨日無闇に面白かったので今日も業務に行ってみる。すると、昨日と同じネタなのに何故か今日は面白くない。何故なんだ。この辺の自分の感性というか感受性というか気分がまったくもってよく分からない。例によって冷房ががんがんにかかっているので身体が冷えるぐらい涼しかったけれど。帰りがけ、図書館に寄って借りている角田光代(実を言うと今名前を度忘れして焦った)「笹の舟で海をわたる」の貸出を延長。基本的に寝る前の寝床でしか読まないし、読む前に睡眠薬を2錠飲んで安定剤を齧りながら読むのですぐ眠くなって本を読むのがとにかく遅い。

帰宅後の4時ごろから本日の相場のトレード開始。予定としては6時まで。ところが、損切りを一度した分だけマイナスになってしまう。ちまちまと半分ぐらい取り戻したところで母のところへ。今日も母は口数がやけに少ない。何か訊ねても返事をしてくれないこともある。

帰宅後夕食。汗だく。何しろ前述のように蒸し暑い。よって冷房のある書斎で夜の指標に備える。と、この指標が悪くてドル円がびっくりするほど下落。その辺に乗じてなんとかプラスに。といっても取り戻したかなと思ったら19円マイナス(笑)とかになったのでさしたる意味なくポジションを取って71円プラス(笑)に。何をやっているのかよく分からなくなるが、まあ損しないだけでもありがたいわけです。

当初の予定では今日から月曜まで東京方面に行こうと思っていたのだが、明日のホテルが取れなかったこともあり案の定というかずるずると今日まで来てしまった。というか先日隣町で天皇杯を観戦したのですっかり旅行気分になり、本物の旅行をするモチベーションが落ちた。そもそもが行って何をするという予定もなく、ただ4年以上行ってないからというそれだけのことで、強いて言えばホテルに篭って処女小説「ホリデイズ」の冒頭部分を直したいとは思うものの、それだったら自宅の書斎に篭っても同じだ。元来父のように綿密な旅行の予定を練るということは僕自身は苦手であるので(というか時間が決まっているものが苦手)、やむにやまれないぐらいの衝動が起きるのを待つことにする。

とか言っていると刻々と誕生日が近づいている。つまりもうすぐ僕という人間の賞味期限が切れる。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク