11月6日、月曜日。
8時半に目が覚めたものの、二度寝して結局10時15分にかけたアラームで起きる。危なかった。今日は3ヶ月に一度の県立中央病院での悪性リンパ腫の予後検査の日。予約は1時だが血液検査があるので1時間前には行かなければならない。というわけで12時ジャストぐらいに病院到着。診察はそれほど待たずに済んだ。今日は日中素晴らしい天気で、外は暑いくらいだった。
今日は病院で悪性リンパ腫の予後検査でした。今回も問題なし。外は素晴らしくいい天気で、暑いくらいだった。外気温は18度だったけれど、日差しが暖かく体感的にはもっとあった。 pic.twitter.com/hQBtaNHPn1
— Sukeza (@anykindoflove) November 6, 2017
帰りがけ、本屋に立ち寄って来年の手帳を自分の分と母の分買った。というのも、次回の病院はCT検査なのだが2月だから。帰途スタンドに寄ってガソリンを入れ、ついでに図書館に寄ってアーヴィングの「神秘大通り」の上巻を借りた。
そんなわけで後藤明生「挟み撃ち」読了。面白かった。これは「後藤明生コレクション2」の中の唯一の長編なのだが、繰り返しが多い饒舌な文体が、それまでの短編ではレトリックに終始している印象を受けたが、同じ文体でも長編となると奇妙な味となった。繰り返しが多いというのはある意味くどいといえばくどいのだけれど、それは作者と同一である主人公の思索があちこちに行ったり来たりするからで、ふとしたはずみで早起きした日に二十年前になくした外套の消息を辿るためにかつて住んでいた場所を訪れるというストーリーの中で時間も二十年前やそれ以上前にさかのぼったり、また現時点に戻ったりする。それで最後まで読み終わるとやはりこれといった結末はなく、やはりレトリックに終始してはいるのだが、それでもそのあれやこれや、ああでもないこうでもないと思索する主人公が面白くて読んでしまう。確固たる起承転結のようなものはないのだが不思議な小説だった。
帰宅後は相場のトレード。スキャルピングで少々利食いをした後、夕方からポジションを作る。で、例によって結果買い下がる形に。今回は試しに先週よりも逆指値をかなり浅くしてみた。すると、夜母のところから帰宅する頃合には案の定2つストップがついていたがそれ以外は生き残っていたので、さらに2つポジションを追加する。しかしながら、今日のところは往生際が悪過ぎたというか、利食いを我慢して我慢して深夜までずうっと待ったのだが結局最終的には下落して全部ストップがついてしまい、結果的には利食いのタイミングを逃したことになった。で、あまりにも長いことチャートを凝視していたので、酷い頭痛までしてきた。結果的には粘り過ぎた。プラスマイナスゼロかあるいはぎりぎりプラスになるタイミングは2回あったのだが、逃げるためにトレードしているわけではないということで粘った結果なのでこれはもうしょうがないか。でもなんかすんごい悔しいんですけど。
ああ頭が痛い。明日からまた出直し。