2月28日、水曜日。
10時23分起床。やっぱり寝るのが遅過ぎた。どうにも10時過ぎに起きる泥沼から抜け出せない。午後少々昼寝。基本相場のトレードも、昨夜日記を書いた後に衝動的に取ったポジションがすっ高値を買ってしまい損切り、今日はその損失分をちびちびと取り戻す作業に終始。が、やはり勇気がない。なんていうか、勝つ勇気が。
昨日途中まで見たので佐藤純弥監督の「人間の証明」を最後まで見てしまったが、案の定恐ろしく酷い映画だった。なんの論理性も整合性もない脚本、冗長な編集と演出、とにかく絵に描いたような駄作。その後なんだかんだ見るのは3回目ぐらいになる今村昌平監督「復讐するは我にあり」を見始めたのだが、冒頭の30分で気が滅入ってギブアップ。先日見たドラマ版「FARGO」のシーズン2の方が遥かに冷酷でリアルな殺人シーンは多かったのだが、どういうわけかそれほどリアルでもない「復讐~」の方が陰惨で救い難く見えてしまう。邦画だからなのか、それとも実際に起きた西口彰事件に基づいているせいなのか、理由はよく分からないのだが。
その「復讐するは我にあり」の刺殺のシーンを見たせいなのか、ずっと忘れていた事件を思い出す。
ずっと休学していたY川が、泊りにきた一番の親友である同級生のA柳を刺殺したのは高2のときだったか。53か所を刺し、裏山に逃げた。Y川は翌日山狩りで捕まり、新聞に血だらけのTシャツ姿のY川が両側から抱えられている写真が載った。高校生だから未成年もいいところだったのに。そんなことを思い出す。
— Sukeza (@anykindoflove) February 28, 2018
夜半、トイレに立つと外から雪が融ける音が聞こえた。微かに水が流れる音がする。雪は音もなく積もるが、融けるときは音がする。これは春の足音なのか。そういえば時計が0時を回ってもう3月だ。