雨の日、ボズ

終日雨。

譜面台が届いた。

二度寝して長い夢を見たら、目が覚めると１０時近くだった。久しぶりに７時間以上寝た。が、起きてみると相変わらず口内炎が酷い。よほど胃でも荒れているのだろうかと、朝食後に病院からもらった胃薬を飲む。どうやら外は雨が降っているようだった。遅く起きると、何をするでもないうちに昼が来てしまう。昼食を買いに外に出ると案の定土砂降り、スーパーまで行った帰りにドラッグストアに寄って口内炎の薬を購入。帰宅して早速舌やら何やらに塗ってみると、ひりひりとした痛みは少しごまける。何より助かったのは、物を食べて味がすることだ。実際、口内炎が酷くて味が分からないというのはかなりのストレスだ。こんなことなら昨夜のうちに買っておけばよかった。昨日は自分の曲以外音楽をほとんど聴かなかったので、あれこれと聴いてみるが、こういう雨の日、いちばんしっくりきたのはボズ・スキャッグスの「Down Two Then Left」だった。楽器が詰め込まれているサウンドではなく、適度に乾いている。最初に聴いたのは高校３年のときだ。それからギターを取り出して、昨日の続き。しかし何度やってもやっぱりテーマが上手く弾けない。延々とやっているうちに、指だけは動くようになってきた。考えてみれば、退院してからというもの、鍵盤ばかり弾いていてギターをほとんど弾いていなかった。ま、怪我の功名だが、動くからといって上手く弾けるわけではない。我ながら厄介なものを作ってしまったなあと思いながら、その後気分転換に他のパートをあれこれ手直しする。キーボードとかベースとか。そんなことをしているうちに日は暮れて、結局今日もこの曲にかかりきりになってしまった。それほどの曲ではないと思うが。もう髪の方はほとんどない方に近く、従って痛みはなくなった。それはいいのだが、髪の残り方がやっぱり中途半端だ。さっき髪を洗って多少抜けはしたものの、もはやシャンプーをするほどの量もなく、ここまで来たら綺麗さっぱり抜けてくれたほうが有難いのだが。何しろ散髪するほどもないのだから。