芋煮会の夜

１０月１４日、日曜日。

もう１０年以上前になるかな、うつ病が酷かったとき、ときどき吃音になって右足を引き摺るようになった。母が田舎からやって来て、一緒に武蔵浦和の散歩道を歩いたら、母の方が歩くのが速かった。そんなことを思い出した。結局あれは、うつ病のせいだったのかそれとも薬のせいだったのか、どちらかいまだに分からないんだけれども。確かなのは、それほど遠い昔でもなかったころ、母は僕よりも速く歩けたということ。

今日は昼に母のいる特養の芋煮会だった。まず大丈夫だろうと思っていたが念のために１０時半にアラームをセットしておいたらそのアラームで起きた。で、１１時４５分開会というので結構ぎりぎりだった。

母のいる特養の芋煮会。 pic.twitter.com/Cm4LIeEoke

— Sukeza (@anykindoflove) October 14, 2018

そんなわけだから、朝食を食べたばかりという状態で芋煮を食べることに。母は美味しいといって芋煮もおにぎり（しかも２つ）も食べた。久しぶりに母の笑顔を見れただけで十分。

芋煮会の帰りにそのまま業務に行った。今日はツキがなかった。すべてをツキで語るのはどうかと思うが。ハマって通常で当たったところでヤメただけの話で、それ以上追う気力がなかっただけとも言える。帰宅後、ツイッターのタイムラインでルヴァンカップ準決勝第２戦の経過を追うが、前半で２－０と横浜にリードされてトータル４－１で絶体絶命のところに追い詰められた鹿島が後半２点を返して、あと１点取れば勝ち抜けというところまで来たことを知る。だが、その１点が取れず敗退。夕方は今日も昼寝。目が覚めると日が落ちている。

夜、アマゾンのプライムビデオで是枝裕和監督「三度目の殺人」を見た。

是枝裕和監督『三度目の殺人』。これで終わりで本当にいいのかと思わざるを得ず、しかしそうしないとお涙頂戴の話になってしまうのも確かで。ハリウッドなら当然そうするだろうけど。

— Sukeza (@anykindoflove) October 14, 2018

『三度目の殺人』に多くの人がもやもやしてしまうのは、必然ではなく蓋然性で話を帰結してしまったからだと思う。正直ディテイルの整合性が甘い。

— Sukeza (@anykindoflove) October 14, 2018

ま、「三度目の殺人」の「三度目」が何を指しているかは明らかで、つまりはそれがすべてを暗示しているということなのだろうけど。