足・冬のリヴィエラ

10月17日、水曜日。

夜、尋常じゃなく寒い。外気温は9度、ひとけた。ところがツイッターのタイムライン上で寒いと言っているのは自分しかいない。なんだか日本中で寒がっているのは自分一人という気がしてしまう。要するに僕だけが尋常じゃなく寒がりだということなのだろうか。

今日も業務に行ってみたが、正直言ってどうにも打つものがない。まぐれ当たりを狙うにしても酷い。またしても真面目にひとまず業務引退を考える。大体に於いて業務中に気になってスマホで相場のレートを確認してポジションを取っている始末。そんなことをしていると、どうやら気がつかない間に母のいる特養から着信があったようで、車の中でパンの昼食を摂りながらかけ直す。すると、例の母の左足のかさぶたの傷が治らないので、風呂を通常入浴から機械を使ったものに変更したいという話だった。

帰宅後、母の足のことがいたたまれなくなって、4時過ぎに顔を見に行く。たかが足首のかさぶたなのに、いつまで経っても治らない。県立中央病院の女医の、左足を怪我したら治らないから足を切らなければならなくなるという言葉が次第に現実味を帯びてきているような気がして。毎朝毎朝、仏壇の父にお願いしているのにどうして治らないんだろう?

ところで、再来週の日曜日に甥っ子の結婚式が仙台であるのだが、10時半に来てくれというので8時に起きて道をひとつも間違えなくてぎりぎりセーフという時間、どうもこれは無理っぽいというので、前日の土曜日のホテルをBooking.comで予約してしまった。何しろ土曜日だというので宿泊料金も高いのだが、ぎりぎり当日までキャンセル無料ということなのでひとまず予約を入れた次第。甥っ子へのお祝いを考えるといずれにしても結構な出費だ。それに仙台なんかに泊まっても何もすることが思いつかない。はてさてどうするか。

さっき入れたエアコンの暖房がようやく効いてきた。

そういえば昨日の日記に書くのを忘れていたが、丸谷才一「裏声で歌へ君が代」読了。

で、夕方久しぶりに図書館に行ってみたところ、原尞の新作「それまでの明日」が借りられたのでラッキー。問題は寝床でしか読まないので、果たして二週間で読み終えるかどうかなのだが。

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