墓穴

昨夜は寝床で動悸が酷くて一時はどうなるかと思った。なんとか眠れるところまで治まったからよかったようなものの。どうも入院前から続いている頻脈と特に疲れていたり睡眠不足時の動悸が気になる。で、朝は7時に目が覚めたのでちょっと睡眠不足気味。早く起きたのでヤマザキからソロが上がってきたもう1曲のギターを直してたりしたが、どういうわけか今日になって急にギターの鳴りが悪くなったような気がしてならない。そんなわけで一旦中断して業務へ。今日は5時に歯医者なのでそれまで。途中までは健闘していたのだが、午後になって一転、結局今日も墓穴を掘る形に。精神的にかなりへこむし、肉体的にも疲労が溜まってしんどい。無理しなくていいところで無理してる感。で、歯医者だが、都合2時間近くかかって長くいたせいもあると思うのだが、とにかく冷房が寒くてすっかり身体が冷え切ってしまい、治療どころか凍死するのではないかと途中からそればかり気になってしまった。なんとか凍死せずに解放されると、身体が冷えているのでとんかつ屋の弁当を買って帰宅。夕食後、気を取り直してギターのダビング再開、が、やっぱり思うような音が出ない。とにかく不思議なくらい音が伸びない。何故だろう。セッティングは同じ筈なのだが。そのせいもあるのか、ソロを弾いてもどうにもフレージングのインスピレーションが湧かない。何度やっても同じ。物凄いストレス。煮詰まる。原因は何だろうと考える。まず身体が疲れている。それと頭が睡眠不足。試しにスケールを弾いてみると一目瞭然、頭と身体のバランスが悪い。頭の回転も悪いし身体の反応も悪い。右手と左手のタイミングも合ってない。これはダメだ、というわけで、深夜1時からU-23代表のエジプト戦があるので、10時半という微妙な時間だがとにかく昼寝(?)することに。すると、ちょうど試合開始のタイミングで目が覚めた。前回のオランダ戦とほぼ同じメンバー、左サイドだけ酒井(高)。ぱっと見た限りでは体格ではエジプトにひけを取らず、むしろ日本の方が大きいように見える。恥ずかしながらリアルタイムで見るのは初めての選手が多い。海外組の指宿、高木、酒井(高)はもちろん、宇佐美も実は初めて。全体的なテクニックとスピードはエジプトの方が上回っている印象、これはアジアでは滅多にないこと。ただ、個人ではフィールドにいる選手の中では宇佐美がもっとも得点の匂いがする。高木も小兵ながら非常によい。しかし、これまで失点が多いことからも分かるように、2列目から前の攻撃陣と、ボランチから後ろの守備陣の力の差が大きく、チームとして機能していない。一番気になるのは後ろの守備力、それとボランチの展開力とボール奪取力。明らかにバランスが悪い。なので、どうしても個人技頼みになってしまう。守備で気迫がこもっているのは酒井(高)ぐらいか。指宿はスピードが足りず、まだまだ。そんなこんなで前半に2点取られてしまい、40分ハーフだしもう試合は決まったかに思われたが、指宿に代わって大津、高木に代わって東が入った後半、宇佐美の個人技で2点返して同点、おお、と思ったものの、動きが非常によくボールキープも出来る大津が入った前線はいいのだが相変わらず不安が拭えない守備、案の定セットプレーからのマークが甘く、フリーでヘディングを決められてしまった。身体を当てる、あるいは寄せるという、基本的なことが出来てない。もし五輪でオーバーエージを使うのなら、センターバックとボランチだろう。前は大津のワントップで十分勝負になる。守備がしっかりしている細貝辺りがボランチにはいいと思うが。まあいずれにしても海外組と国内組のコンビネーション、チームとしての組織プレーが全然出来てない印象なので、とにかくメンバーを固めて組織力、守備力を上げることが先決。そんなわけで結果は2-3で敗退。本番じゃなくてよかった、というところか。

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