5月10日、金曜日。
1万9000円也の高級キーボードが届いた。これまで使っていたものよりも若干キーが小さいのでまだ慣れないが打鍵感は非常にいい。 pic.twitter.com/VKsnuyOutC
— Sukeza (@anykindoflove) May 10, 2019
そんなわけでこの日記は新しいキーボードで打っている。実際のところ、午後に届いたものの日記を書くまではキーボードを打つ機会というものがほとんどない。なのでまだ慣れがない。梱包を解いて机に置いたとき、なんだかどこかで見たような懐かしい感じがした。つまり新しいものという気がしない。なんでかというと、要するに昔のキーボードっぽいのだ。なのでむしろアナクロニズムを覚えてしまう。原点回帰的な。ツイートにもあるようにフルサイズのキーボードといっても個々のキー自体はこれまで使っていたものよりも小さい。長らくメンブレン式のぺらぺらのキーボードを使っていたため、いわゆるタイプライター的な各々のキーが出っ張ったものを打つというのは物凄く久しぶりな感触だ。しかしながら打った感触はこれまでのキーボードと全然違ってまったく疲れない。キーを押すときの抵抗がない。それでいて打つとカチカチとそれなりにタイプする音がする。学生時代に使っていたタイプライターを思い出す。
それにしても今週の後半はまさに買い物病というべきものだった。今日にしてもしかり。昨日の日記にも書いたようにキーボードのみならずマウスも買い換えたいという衝動に駆られてああでもないこうでもないと調べていたが、結局今使っているワイヤレスマウスと前から持っているロジクールの有線マウスでどうやら十分だという結論に至る。なんにせよ、ゲーミングマウスを買うなんて馬鹿げていると思ったのだった。ゲームなんてそれこそ10年以上やってないし。
ところが今度は危うくデスクトップPCを買いそうになった。今使っているのと同じマウスコンピューターのデスクトップが、スペックを考えるとどう考えても安い。もちろん安いといっても他のメーカーと比べてということで、10万ぐらいするので決して安い買い物ではない。しかしながらこのところのとにかく買いたいという欲求が凄く、カスタマイズしてサポートにも電話して、あとクリックひとつで注文完了というところまで行った。危なかった。いや、買っても損はしないとは思うが、それでなくても先般ノートPCが壊れて買い換えてからというもの、かれこれ10万ぐらい買い物をしている。買い物病恐るべし。
なんだか気分的に一日中買い物欲と戦っていたような気がするが、外は素晴らしい天気だった。なので、溜まりに溜まっていたごみをごみ処理場に持っていき、ついでに銀行に行ってお金を下ろした。
今日の最上川河川敷。 pic.twitter.com/wBzfLleZmj
— Sukeza (@anykindoflove) May 10, 2019
真面目な話、買い物病でやたらと買い物をしていたというわりにはほとんど現金を使っていなくて、連休の終わる今週の初めぐらいから財布には3000円ぐらいしか入っていなかった。つまり煙草銭しかなかった。
今日は母の誕生日なので、近所の洋菓子店に歩いて赴き、店員にも訊いて柔らかそうな小さなケーキを2つ買った。母に食べさせるのならひとつで十分でむしろ2つでは多いと思うのだが、なんとなく小さなケーキひとつだけというのは買いづらかった。ところが、6時半ごろに母のところに行くと、母はケーキを2つ、ぺろっと全部食べてしまったので驚いた。行く前に夕食後だと母は入れ歯を外してしまっているので、まだ入れ歯をしている午後のうちに行くべきだったかと思ってちょっと後悔したのだが、なんのことはない、柔らかいケーキだからか母は上下の入れ歯がなくても普通に食べていた。ひとつでも全部食べられるか心配だったのだがまったくの杞憂だった。むしろ母の女子力に驚くことになった。
その母だが、例によって誕生日は覚えているのだが自分が何歳かということをまったく覚えられない。試しに今日で何歳になったかと訊ねると「52歳?」とか「42歳?」という答えが返ってくる。それも、52歳じゃ俺より若いことになるだろうと僕が言ってから42歳?というのである。もしかしたら母は本当に自分がそれぐらいの年齢と思っているのかもしれないと思い、実際の年齢を教えたらショックを受けるんじゃないかなどということが頭を掠めたが、87歳と教えても特に驚いた様子はなかった。たぶん今の母には自分が何歳であるかということがあまり意味を持たないのだと思う。
結局今日はトレードは一回だけ。今週はろくにトレードしていない。その代わりといってはなんだが、EA(自動売買プログラム)の調整とZuluTrade(ミラートレード)の監視。どういうわけかよく分からないのだが、ほとんどのEAがポジションを取るのは深夜から早朝にかけてのオセアニア時間になっている。ボラティリティ(流動性)が低いからだろうか。だから寝て起きると既にポジションを閉じている。今のところ動かしているEAはなんとかプラス。一方のZuluTradeはスイングトレードなのか延々と含み損、それも結構なドローダウン(負け)を抱えたままになっていて、結局週をまたぐ気にはなれなくて夜に手動で損切りした。それでなくても今は米中の貿易交渉でどっちに転がるか分からないので、100ピップス単位の含み損を抱えたままでいる気にはなれず。そんなわけでいわゆるところの選択式のミラートレードであるZuluTradeはここまでマイナス、これではプラスに転じるのがいつになるか分からないので、撤退を検討中。裁量でスイングトレードをしたことがないので大きな含み損を抱え続けるということに慣れていないし、それでもいいのだという具合になかなか頭が切り替わらない。なんで200ピップスも含み損を抱えなければならないの? だったら一旦損切りしてから入り直した方がいいんじゃないかとどうしても思ってしまう。そうじゃないと1000ピップスぐらいのドローダウンというのが現実味を帯びてしまう。そりゃあ何か月も持っていればそのうち戻るかもしれないけど、それでは何のためにやっているのか分からなくなる。
と、気がつくと長文になっているが新しいキーボードはまったく疲れないし指に来ない。それだけでもいい買い物をしたと思うことにしよう。そうじゃないとやってられない。いずれにせよ長編小説の一本でも書かないと元が取れないな……。