5月28日、火曜日。
10時15分起床。隣の工事が始まっても結局いつもと変わらない。と思ったら10時半過ぎからチェーンソーのガガガガという音が。窓から見ると、隣の庭の柿の木を切り倒していた。夕方に母のところから帰るとブルドーザーが入っていたし、やるときはそれなりにやるということか。メディアは朝登戸で起きた殺傷事件で一日中持ち切りだった。かと思うとさいたま市でも路上で刃物を振り回した68歳の男が警官に射殺されたり、なんだか日本の治安も怪しくなってる。
今日はスマホによると最高気温が24度くらいで暑くもなく寒くもなくちょうどよかった。しかしそれでも何故かバテていて昼食後に少しベッドの上で横になる。3時半に歯医者。日中は終始曇ってはいたが雨にはならなかった。微妙な時間に歯医者が入っていたのでその前後にトレード。夕食後の夜、ドル円が戻ったタイミングで売っていたら指値がついたのだが、損益が急に物凄く大きく動き始めたので何かと思ったら間違えて指値のロットが10倍になっていた。慌ててほぼ建値で逃げる。
一昨日ぐらいからアマゾンのプライムビデオでドラマ「CRISIS」を見ている。このドラマを見るのは二度目だが、「逃げ恥」から一年後の石田ゆり子の経年劣化が痛々しい。石田ゆり子ですらそうなのだから自分が劣化するのは当たり前だ。四日後に迫っている同窓会でも皆等しく劣化しているはずだ。何も期待することはない。正直、何のために行くのか自分でもさっぱり分からない。あれこれ訊かれるのも気が滅入るし人のことを詮索する気もない。旧交を温めるといっても限度がある。45年というのはいくらなんでも旧交すぎる。同級生と会って焼けぼっくいに火がついてロマンスに繋がるなんてのはティム・オブライエンの「世界のすべての七月」の52歳(それとも53歳だったか)が限度。せめてがっかりする準備ぐらいはしておこう。30年ぐらい前に「あと2年待って」と言ってから28年ぐらい経過したえっちゃんにも会いたくない。まだ独身なのは知ってるけど。6年前、父の葬儀に顔を出してくれた同級生は一人もおらず、来たのはアサギの弟ぐらいだった。そういえば数年前のイナバの葬儀には弔辞を読んだマキ以外にも同級生が何人もいたんだろう。どっちにしても、たぶん目の前で顔を合わせても誰だかも分からないのだ。
45年前の僕は45年後の自分に会って自分だと気づくのだろうか?