見える?見えない?

8月2日、金曜日。

とうとうスパムコメントの数が3桁になった。一体何がどうなっているのか。そういえば以前、いわゆるDoS攻撃を受けたこともあった。それに比べればましか。

暑いというのはもはや当たり前のことだから、今月は何も言わなくてもとにかく暑くて当たり前。今日も台所の室温は34度、外気温も34度だが、東京は36度だったらしいからそれよりはましなのか。とはいうものの、二階に荷物を置きに上がったら台所の比ではなく物凄い暑さ、40度近くあるんじゃないかという。

あまりにも目が見えない(少なくともそういう気がする)ので、町に一軒しかなくクソ混んでいるのは分かっている眼科にしょうがないから行った。4時半ごろ。案の定無茶苦茶混んでいた。とはいうものの、受付をした以上しょうがないから待つ。小さい子供連れが多くて子供がうざいことこの上ない。それを気にし始めると気が狂いそうになるから、持ってきた本を読んだ。ここ最近、寝る前に寝床で睡眠薬を飲んでからしか本を読んでいないので、寝床以外で本を読むのは物凄く久しぶり。それこそ何年ぶりという世界。読んでいるのは馳星周「鎮魂歌 不夜城Ⅱ」。ところが読んでいると途轍もなく面白く、没頭してしまった。いつも寝床で睡眠薬を2錠飲んだ上に安定剤を舐めながらぼうっとした頭で読んでいるので、そうじゃない状態で読むとちゃんと頭に入ってくる。

結局1時間以上待たされてようやく呼ばれた。で、驚いたのは視力検査をしてみると眼鏡をかけた状態で両目とも1.2ということ。見えないから来ているのに数字上は見えているということになる。もちろん眼鏡を外すと一番上ですら見えないが。それで診察の結果、特に病気とかそういうものはないから安心するようにと言われた。少なくとも煙草を吸い続けたら目が見えなくなる(高校のときの先生が眼科に言われたという)とは言われなかった。何年か前と同じドライアイ用の目薬だけ処方された。効果がないのは分かっているのだが。

そんなわけで、最近急に目が見えなくなった、ああ見えない見えない、もしかしたら煙草を吸っているせいかもしれない、という懸念は払拭され、実は見えているのだということが判明。ときどき見にくくなる(例えばこれを書いている今がそうだ)のは恐らくドライアイ。

それはともかくとして、今日は夜に米雇用統計。僕はこの雇用統計とはことのほか相性が悪く、雇用統計後に相場のポジションを取って上手くいった試しがない。なので最近はトレードせずにただ見てるだけにしていたし、このところは雇用統計と言っても以前のようには相場が動かなくなっていた。自分のスタイルからしても週末の金曜日の夜にポジションを取るというのはらしくない。にもかかわらず、何の加減か、魔が差したのか、今日は雇用統計後にポジションを取ってしまった。今日は結果如何にかかわらず下がるだろうと思っていたから。で、売りポジションを持った途端に逆行して売り上がる格好になった。で、目一杯ポジションを持ったときに限って50ピップス近くも動く。結果、トランプの発言で一瞬だけ持ち上がった相場のよりによって天井で損切りしてしまった。あと数分、いや1分待っていれば下落し始めたのに。とはいうもののこれは致し方なかった。一日の損失限度額を超えていたから。ここ最近ボラティリティ(変動率)の低い日が延々と続いていたが、考えてみれば昨日から200ピップスも動いていて、今日も久しぶりにボラティリティが高く、それについていけなかった。結局その後ドル円は案の定下がり、そのままポジションを保持していれば100ピップス以上のプラスになっていた。まったくなんてこった。その後ちょびちょびとスキャルをやって申し訳程度は取り戻したが、結局一週間以上かけて取り戻した分をまた失ってしまった。あと2分我慢していれば……ということだからこれ以上悔しいことはないはずで、普通だったら地団駄を踏むところだが、案外と今夜は冷静だった。100ピップスぐらいの負けになったがそこまでのショックはなかった。よく考えてみると業務だったらこれぐらいの負けは実に普通だから。それほど大敗というほどのことでもない。自分の選択自体も間違いではなかった。ただトランプが余計な一言を呟いただけである。

いずれにしても僕の目は見える。それだけで十分じゃないか。

そういえばNetflixオリジナルドラマ、「ナルコス メキシコ編」、見終わったけど相変わらず面白かった。本当に酷い話なんだが、現実がそうだったんだから仕方がない。つまり現実ほど酷いものはない。

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