2月28日、金曜日。
昨日から相場が大変なことになってる。世界中の株が下落して米長期金利が下がり、VIX指数(恐怖指数)も40を超えている。いろんな見たことのないものを見ている、という印象。今日もまたドル円で3回立て続けにストップを食らった。どうにもよく分からないのは、当初戻り売りで見ていたドル円を最初に買いで入ってしまったこと。それで一瞬利が乗ったことで余計歯車が狂った。気がつくと株と共に下落し続けるドル円を逆張りしている自分がいた。さらに事態をややこしくしたのは、途中から108円台は買い、みたいに思ってしまったこと。笑っちゃうのは、LINEによるとそのドル円で彼女はデモトレードで今日1000万の利益を出したということ。デモとはいえ、一体どれだけのポジションを持ったのだろう? 1000万通貨とか500万通貨とか、いずれにしてもとんでもないロットのポジションを抱えないと無理だと思うのだが。
とはいうものの、最初に豪ドル米ドルで利益を出していたこと(そのまま握っていればよかった)、ユーロドルで多少取り戻したこと、夜になって豪ドル米ドルをスキャルピングでちまちまとトレードしたことによって、今日のところはそれほど甚大な損失にはならなかった。
っていうか。
昨日特大のストップを食らった豪ドル米ドルだが、同じリスクオフでも今日は盛大に売られまくった。ではなんで昨日は逆に買われたのか、逆に動いたのか、その辺が謎過ぎる。結果的には昨日のストップの置き方がタイト過ぎたということになり、もし損切りせずに持っていれば逆に今日特大のプラスになっていたはず。とはいうものの、それには少々ポジションが大き過ぎた。結局のところ、ポジションを分割で建てると言っても最初のエントリーが悪いとドローダウンが大きくなり過ぎて持っていられないというか耐えられない。ストップがタイト過ぎたといえば今日もユーロドルでほぼ同じことをして無駄な損切りをしてしまっているので、いまひとつ学習能力がない。ともあれ、海外口座であってもTradeviewのcTraderなら普通に国内口座のようにスキャルピング出来ることが判明。特に豪ドル米ドルはスプレッドが狭い上に取引手数料も安いという条件が揃っている。これだけでも普通にスキャルピング出来るが、その上にキャッシュバックもある。その辺を含めると、少なくとも豪ドル米ドルに関しては国内口座よりも実質スプレッドが狭くなることが判明。
なんだかんだ、昨日今日でボコボコに負けたが、計算してみるとそれでも今月はなんとかプラスだった。
終日トレードしているとツイッターのタイムラインを追っている時間がない。なので、どんどん世間知らずが加速しているが、それでもコロナウイルスはひたひたと僕の周りにも近づいている。午後に母のところに面会に行こうと特養に電話すると、コロナウイルスのために当分の間は面会を全面中止にするということだった。しばし愕然とする。夜、タイムラインをさかのぼってみるとどうやらコロナウイルス関係のデマで今日あたり、トイレットペーパーとティッシュペーパーの買い占めが起こっているらしい。自分はたまたま昨日だか一昨日だかにドラッグストアで両方とも買ったのだが、そのときは普通に売っていたが。うちの辺りでも買い占めが起きているのだろうか。
いずれにせよ、コロナウイルスは株や相場も含めていろんなものを巻き込んで世界を混乱に陥れつつある。