悶絶死

4月10日、金曜日。

歯が痛い。激痛である。朝、歯が痛くて目が覚めた。それでも二度寝三度寝出来るのだから人間というものは不思議なものだ。とにかく起きて朝食を食べるが歯が痛くてどうにもならず、ひとまずイブプロフェン200mgのアドヴィルを飲んでから歯医者に電話した。すると、11時に来てくれという。歯医者に着くころには薬が効いて痛みは大分楽になっていた。レントゲンを撮ると、どうやら自分が痛いと思っている歯の隣の歯が虫歯だと医者は言う。そう言われると一体どの歯が痛いのか自分でも分からなくなってくる。ともあれ、自分が痛いと言っている歯と虫歯が違うということで、今日のところは化膿止めの抗生剤だけを出して様子を見ると言われた。鎮痛剤に関しては自分が飲んでいる方が強いというので医者は出さなかった。

薬が切れてくるとまた気も狂わんばかりに歯が痛くなってくる。今日は日本以外の国が全部休みだから、トレードはお触り程度にして、午後は曲の打ち込みをやっていた。打ち込みをやると少しは気が紛れる。ところがツイッターで同業のコイケさんから、イブプロフェンはコロナウイルスを重症化させるという話があるのでアセトアミノフェンにした方がいいというリプライをもらった。え?というので「イブプロフェン コロナ」で検索してみると、確かにそういう噂はあり、医師の話として感染症にはイブプロフェンではなくアセトアミノフェンの方が無難というものがあった。これがどこまで本当でエビデンスがあるのかよく分からない。アメリカでアドヴィルを飲んでいる人のコロナウイルスでの死亡率が高いというツイートもあるが、果たして全員がアドヴィルを飲んでいるかどうかなんてことをどうやって調べるのかはなはだ疑問ではある。恐らく調べてなんかいないだろう。それにしても気味が悪いことは確かなので、ネットでアセトアミノフェンの一日の限度量を調べて、ドラッグストアに買いに行った。アセトアミノフェンの一日の限度量は4000mgだが、店で売っているものはどれも含有量が少なく、しょうがないのでその中で一番多いものを買ってきた。歯が痛くて夕飯を食べるのも拷問のようだが、ようやっと食べ終えて買ってきた薬を飲んでみると気のせいかそれなりに効いている気はする。とはいうものの、効果はあまり長くは続かなかった。夜になってYouTubeで今日公開された2016年のBABYMETALのライブを延々と見ていたが、その間も歯が痛くて痛くてどうにもならない。かといって早めに薬を飲んでしまうと夜中に痛みで目が覚めてしまうのではないかと思って我慢する。

歯の痛みというのは思考を停止させる。何も考えられない。この地獄のような痛みの中でなんとか2コーラス目まで大雑把なアレンジをしながら打ち込んだのは自分でも偉いと思う。しかし次の歯医者は来週の木曜日。それまで生きていられるか自信がない。悶死するのは時間の問題のような気がする。

本橋信宏「全裸監督 村西とおる伝」読了。

うーん、さっき風呂上がりに薬を飲んだのにまだ激痛が治まらない。コーラを飲んでいるせいだろうか。このまま治まらなければさらにアドヴィルを飲むしかないかも。南無三。

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