蜩ノ記

8月19日、金曜日。

10時7分起床。昨夜は自分的には早く寝たのでいささか寝過ぎの感。

日中は業務も今日もデイトレード。ちょうど晴れたので予定通り庭仕事を2回。家の裏手の木の伐採と、家の北側の私道にはみ出ている枝の伐採。やればできる。問題は苦情が来るまでやらないこと。

理由はよく分からないが今日はことのほか寂しい日だった。特に夕方以降。あまりに寂しくてどこでもいいからどこかに行きたいと思ったが、そんなことでは日々生きていけないと思い、夜アマゾンプライムビデオのウォッチリストに入れていた小泉堯史監督「蜩ノ記」を見た。

で、ボロ泣き。元々自分は涙もろい。ドラマや映画ですぐ泣いてしまう。短い間だが結婚して失敗したなあと思ったのがこれだった。この「蜩ノ記」もある意味結末は最初から見えていて予定調和といえばそうなのだが、とにかくこういう話に個人的に弱い。しかし、笑って切腹に行くという武士の美学みたいなものは欧米人には分からないだろうなと思う。武士道というか日本の侍の矜持というのは、とにかくプライドに拘る西洋の騎士道とは違うので。西洋と根本的に違うと思うのは、なんだかんだいって宗教とは異なるところにあるという点だと思う。考えてみれば武士というのは単なる階層のひとつと言えないこともないのだが、ただ武士であるというだけで生き方も死に方も考えなければならないという。

やっぱり時代劇は面白い。

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