9月28日、水曜日。
9時19分起床。
性懲りもなく罵詈雑言のコメントを送ってくる輩(そういう人間は一人しかいないが)がいるので、またコメントをオフにした。
日中業務も、今日もまた実働時間は短い。4時前に利食い。その後相場はポンドの影響で乱高下したのでこれはこれで正解だった。
時間が余ってしまったので車で遠出してみる。日本海側へ行って戻ってくる。ただ往復しただけだが、一応気分転換にはなる。疲れるが。
ポール・ベンジャミン「スクイズ・プレー」読了。
ポール・ベンジャミン「スクイズ・プレー」読了。正直なところを言えば、あまりにもパーフェクトな、ティピカルなハードボイルドであるところが残念。それはたぶん、ポール・オースターの小説を読みたかったせい。贅沢を言っていることは分かっている。
— Sukeza (@anykindoflove) September 27, 2022
ポール・ベンジャミン「スクイズ・プレー」をほとんど読み終わりかけているんだが、ふとニューヨークで明け方、24時間営業のドラッグストアで珈琲を飲んだことを思い出した。4時か5時くらいだと思う。もう一人黒人の男性が現れて、レギュラーコーヒーはどっち?と俺に訊ねた。
— Sukeza (@anykindoflove) September 27, 2022
ポール・ベンジャミンとはポール・オースターがデビュー前に別名義で書いたもの。純然たるエンターテインメントとして書かれたものだから当然ポール・オースター名義のものとは異なる。とはいうものの、どうしてもポール・オースター一流のクールさを求めてしまうところがあり、それはある種のストイシズムのようなもの。なので、妙に気の利いたセリフとかロマンスみたいなものはいらないんだけどなあと思ってしまう。もちろん、「これはポール・オースターの作品ではない」という大前提があればハードボイルド小説としては素晴らしくよくできている。個人的に、サービス過剰なオースターに面食らっただけ。