世界の終わり

1月13日、金曜日。

10時6分起床。

日中業務も、午後早々にはそこそこ日当が出た。その後はしばらく様子を見て、夜ちょっとだけトレード。

夕方近くなって特養の担当職員に母の様子を電話で訊ねたところ、今朝でまだ37度5分の熱がありせきも出るということだったが、それよりなにより、話がいつの間にか看取り介護だの、病院への転院を弟と相談してくれだのということになり、いきなりの急展開に驚く。一番の懸念材料としては肺炎もそうなのだが食事の量が減っているということで、それで結果的に体力も落ちてしまっている。ただ入院期間の制限がないいわゆる慢性期病院へ移ることも考えてはどうかと言われたのは結構ショックで、要は今以上に食事が摂れなくなり脱水症状とかになった場合に、特養では点滴といった処置を行えないということが問題らしいことは分かった。ただ先日病院で半日近く一緒にいて母がそこまで衰弱しているようには見えなかったので、寝耳に水だった。

電話を終えてから町役場に電話して、母が月の限度額医療が適用されるのか、適用されたらいくらになるのかを訊いた。それによると限度額は適用されるし、別料金の個室とかにしなければ今以上に月々費用がかかるということはなさそうだった。ただ、その後叔父(母の弟)とも電話で話したが、病院に移るとなると多床室で誰も知らない人ばかりのところに寝たきりで一人になるということになり、それでは母本人が安心できないのではないかと。端的にそれでは可哀想である。

夜弟と電話で話したが、基本的には叔父と同意見で、もし一週間の投薬で肺炎が治まらなかった場合は町の病院に治療入院はできないものなのか、というのが弟の意見だったが、それもこれも一週間抗生剤を飲んでみて、熱とせきが治まるかどうかを見てからの話。やはり問題は肺炎が治ったとしても食事の量が戻らないとどんどん体力が落ちていくというところなのだった。

特養の担当職員はそろそろ万一のときのことを念頭におくべきという意図だろうが、いずれにしろ気の滅入る話だ。天から災いが降ってきて世界の終わりが近づいているような気分。

なんとか母が十分な食事が摂れるように祈るしかない。

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