半死半生、身投げ

7月9日、日曜日。

8時39分起床。何の予定もないのに早く起きてしまったが、例によって朝食後はソファで昼過ぎまで気絶。結局一日の前半はまるで動けず、死人と変わらない。

昨夜、あまりにも精神的に追い詰められているので旅にでも出ようかなどと考えていたのだが、実際は動けるまでがあまりにも時間がかかり過ぎるし、そもそもどこかに行く当ても目的もない。

そうこうしているうちに、失意が次から次へと降り積もるように襲いかかってきて、夕方には押し潰されそうになった。世界は失意で埋め尽くされ、どこにも出口はないように思えた。言うなれば、ジグソーパズルのピースがすべて失意なのだった。

あまりにも耐えがたく、とうとう最上川に身投げしたらどうだろう、などということを考え始めた。希死念慮と言ってしまえばそれまでだが、ただ死にたいというのとはちょっとニュアンスが異なって、身投げしたいという気持ち。手を繋いでビルの屋上から二人で飛び降りる女子高生のような気持ちと言ったらいいのか。

とにかく、どうにもならないところまで追いつめられていた。ソファに深々と座り、そういえば、と安定剤を舐めた。レキソタンを2mg。医者には一日10mgまで飲んでいいと言われているので、どうということはない量だ。ところが不思議なことにそれからDAZNでJ2の町田 2-2 東京Vの試合を見ているうちに、鹿島からレンタル移籍した染野が2得点したせいもあるのかもしれないが、気がつくと身投げ願望はなくなっていた。安定剤って意外と効くもんだなと、いまさらながら思った。

いずれにしても、なんでこうなったのか考える必要はある。何か、大事なものを見失っている。あるいは、単に病んでいるだけなんだろうか。今まで、自分を支えてきたものは一体なんだったんだろうか?

カテゴリー: 未分類 パーマリンク