事件

11月24日、月曜日。

10時4分起床。またまた長い悪夢を見る。たぶん睡眠薬のデエビゴのせい。毎日なんらかの夢を必ず見るので、夢を見ないということを理解できない。

今日は日本は休日だったが相場は動いている。というわけで日中は業務。そこそこ。

夜、Amazonプライムで野村芳太郎監督「事件」を再見。何十年ぶりかで見たのだが、断片的な記憶は残っていた。で、最初に見たときと同じように、どういう感想を持ったらいいのか分からなかった。ひとつには、誰にどのように感情移入したらいいのかが最後まで分からないこと。かろうじて、一番嫌な奴と思えた人物が最後にそれほど悪い奴じゃないじゃん、と思えるくらいなのだが、果たしてそれが監督が伝えたかったことなのだろうか。映画を見終わった後で予告編を見ると、肝心なところはすべて予告編に出ている。つまり、ある意味予告編でネタバレしている。裁判劇だが、結局はただの三角関係から偶発的に起こった殺人、そこまで深掘りできるような内容ではそもそもない。大岡昇平の原作も読んだのだが、そのときもピンと来なかった記憶が。エレクトーン奏者が作曲しているという音楽は素晴らしい。

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