2時就寝、9時起床。あれほど心配していたわりにはしっかり眠れた。もっとも、耳栓をして睡眠薬を飲んでだけれど。何はともあれ眠れるということは一安心していい材料だと思う。朝食後、コーヒーを飲んでしばらくぼうっと過ごしていたけれど、どうも例の壁紙の件があったので部屋の中では窓を開けないと煙草を吸う気になれず、特にすることも思いつかないので、洗濯機を回してから外出、ひとまず一番近場で様子見がてらの遊びの業務を2時間ほど。僕が業務から足を洗うと宣言したことを覚えている人はあれ、と思うかも知れないが、あくまでも遊びの範疇であって食うための業務ではない。昼食はやはり近場のケンタッキーでキチンフィレサンドだかバーガーだかを買ったが、モスバーガーと比べると割高な気が。夜散策したら駅前にモスバーガーを発見したので、今度からそっちにしよう。
今日はメンタルクリニックに行くつもりだったので、その前に区役所に寄って自立支援の住所変更。ちなみにややこしいので一応説明しておくと、区役所は一昨日まで住んでいた隣の駅、メンタルクリニックはそのまた隣の駅で、電車で行くには一度乗り換えねばならない。当面の課題として体力をつけなければならないので、区役所からメンタルクリニックまでは駅ひとつ分、散歩がてら歩いて行った。20分ほどの行程。メンタルクリニックは今月から以前の場所から5分ほどのところに引っ越した。で、ようやく辿り着いてみると待合室が混んでいて唖然、以前ならばまた日を改めて出直すところだけれど今日はそうも行かず、何人目になるか訊くと8人目だというので外に出て歩いて5分ほどのところにあるイタリアンレストランでカプチーノを飲んで時間を潰す。
ちょうど一時間ぐらい経過して順番が来た。最近の異常な心配性、ひっきりなしに訪れる強い不安などを今回はしつこいぐらい細かく述べた。で、2・3ヶ月前と比べてもいろんなことが楽しくない、楽しめないということを述べると、それはうつの典型的な病状だと言われた。一番悩まされている毎日の不安感についてどうしたらいいでしょうと半ば懇願調で訊ねると、医者は抗うつ剤のリフレックスを倍の2錠にしたらいいと言う。いざそう言われると、退院後に減薬、断薬をしてせっかく薬漬けから脱したと思っていたのにまた元の薬漬けに戻ってしまうようで不安を覚える。が、医者が言うには、つい今年の7月までは2錠処方していたというから、そうするとたぶん5月ごろまではリフレックスを2錠飲んでいたことになる。正直抗うつ剤をまた元の量に戻すのはかなり抵抗を覚えるのだけれど、かといって今の状態が続くようではどうしようもなくもっと悲惨なので、不承不承承知した。そんなわけで今夜からリフレックスの量を増やすけれど、一気に2錠にするとまたぐらぐらに眠くなる可能性があるのでまずは半錠増やすことにしよう。明日は歯医者があるし。
医者の帰りはさすがに電車を乗り継いで帰った。カプチーノを2杯飲んだせいでまだそれほどの空腹は覚えていなかったので、すぐには帰宅せずに駅前を少々探索。以前からの習慣で業務の下見をしてしまう。3軒ほど見たがまったく使い物にならない。悲惨と言っていいレベル。少なくともこの街の駅前で業務で食っていくのは無理、と改めて確信。続いて喫茶店、コーヒーショップの類を見ると、前述のモスバーガーを発見はしたものの、ドトールやサイゼリヤといった、カプチーノを200円台で飲めて気兼ねなく煙草を吸える店はなさそう。困ったものだ。コーヒー400円台の普通の喫茶店ならあるのだが、以前ならともかく、経済的な出費に関して過敏になっている今は毎日その手の店に通う気にはなれない。物凄くコーヒーが美味ければ別なのだが、日本の喫茶店の9割方は酷いコーヒーを出すのが相場と決まっている。
スーパーで弁当の夕食を買って帰宅、食後に安定剤を飲む。すると多少は気分が落ち着いた。だがやっぱり気掛かりなのは煙草、どうも自室で安心して吸えないと言うのは……。ま、止めれば一番いいのだろうけど、いずれにしても問題はストレス。本来はストレスを軽減するために吸いたいのだけれど……。