紅葉、マー君

最近朝晩寒くて、夜寝床で本を読むのも辛くなってきた。2階にもストーブ導入すべきか。

今日は久々に快晴、よって業務は午前中でとっとと切り上げ、久々に母と昼食を摂り、昼過ぎから母を連れて月山に紅葉を見に行った。

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ちょうど見ごろだった。考えてみれば昨年の11月も母と月山に紅葉を見に来たのだった。あれからもう1年。当時はちょうど僕の悪性リンパ腫が寛解と告げられた後だった。

夜はご多聞に漏れず、日本シリーズを見た。まあここまで見たから、ということで。で、ついに楽天の田中が負けた。マー君も人の子だった。これだけヒットを打たれて、かつ味方が打てないのであれば当然の結果だけれど、そんなにしゃかりきに見ていたわけではないがやはり残念。なんていうか、僕には田中の凄さというのがいまひとつ分からないのである。だから、勝ち続けていないと意味がない。凄いから勝ち続けるのか、勝ち続けるから凄いのか。田中の場合は後者に見えた。僕が日本の野球を見なくなって随分経つので、たまたま僕に日本の投手で凄いのは誰だというのを教えてくれたのが千葉に住むマリーンズファンのtakちゃんだった。なので、彼に教えられてちらっと見たダルビッシュとか、アメリカに渡る前の全盛期の伊良部とかの方が凄みを感じた。もちろん、彼らには好不調があって、よいときの、という条件はつくけれど。そういえば伊良部って自殺したんだっけ? (ここでウィキペディアで調べてみる)やっぱりそうか。

田中は前述の2人に比べると、好不調の波が少ないのだろうか。しかし、見るからにこれは凄い、と唸らせるタイプではないように思えるのだが。確かに、スプリットは素晴らしいのだが、コントロール、ストレートの球速ともにもう少し欲しいような気がする。本当にどれだけ凄いのかはメジャーに行ってから分かるだろう。いずれにしても、永遠に勝ち続けることなんて出来ない。そう考えてみると、永遠ではないけれど、柔道の山下泰裕は本当に凄かった。引退まで203連勝(引き分け含む)、対外国人にはとうとう生涯無敗(116勝3引き分け)。まさに超人である。無茶だと知ってはいても、マー君にもそれに近いものをどうせならやって欲しかった。もちろん、野球ってのは味方が点を取ってくれなければピッチャーは勝てないわけだけれども。

野球見た後そのまま台所でテレビ点けっぱなしにしていたら、たまたまNHKで先日日記に書いたばかりのオグリキャップの最後の有馬記念の特番をやってた。イナリワン、スーパークリーク、ホワイトストーン、リアルバースデー、メジロアルダン……。懐かしい。あのころはよかった。

今日の煙草は20本。母の調子は相変わらずだが、基本的に元気がなく、やれることが日増しに減っているような気がする。


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