あらゆる意味で休んでない

夕方から夜にかけて不安感が強くなり、例によって酷い抑うつ状態かそれともベンゾジアゼピン系(安定剤・睡眠薬)の離脱症状かと思ったのだけれど、どうやらそうでもなさそうで。間違いなくとんでもなくダメな状態で、自分でも顔が青ざめているのが分かるし唇の辺りに血の気がないのも分かる。しかし、以前の抑うつ状態のときのように無理やりでも昼寝出来そうな感じがしない。リセット、リスタート出来る感じがない。どうしても不安感が強いのでHと電話で話してもみたけれど、口があまり回らないし、話がなかなか頭の中にダイレクトに入って来ない。頭が回っていない気がするし、なんか時差ボケに近いような気もする。

そんなわけで、どうもこれは過度の疲労の蓄積と極度の睡眠不足らしいことに気づいたのだった。実際、昨夜も寝たのは3時過ぎなのに6時台に目が覚め、二度寝しても7時過ぎには目が覚めてしまった。日中も眠れる気配がない。考えてみれば、先月の26日に母親が倒れて手術をして以来、かれこれ1ヵ月近く過度に精神的に追い詰められた状態が続いているし、1日たりと気が休まる日がなくノンストップで緊張状態が続き、おまけにそのうちの大半は非日常的な尋常じゃないところにいた。ようやくそこから脱しても休むことなく母の病院に通い詰めている。そのすべての原因が自分にあると思い込んでいるせいで強烈な自責の念が巨大な漬物石みたいに僕に乗っかって僕を押し潰し続けている。それでいてロクに寝ていないのだから、当たり前である。もうとっくにキャパシティオーバー、喫水線を超えているのだ。

この状態では丸一日リラックスして過ごすなんて到底無理、一日の中でもメリハリをつけて気分転換を図るのも至難の業、まったく頭の痛いことで実際ときどき頭が痛くなる。高梨沙羅のジャンプの録画中継やら天皇杯やらを見てもどこか入り込めないし心の底からは楽しめない。何をしたらいいのか分からなくなる。せいぜいが放心して煙草を吸うぐらいが関の山だ。

なので、今日は薬を使ってでも早めに寝てなんとかしてまともな睡眠を取らなければと思う。僕に必要なのは暦の上の休日ではなく、真の意味での休息であり安息だ。1日でいいんだ、1日で。半日でもいい。

今日は朝から凄い勢いで雪が降っているかと思うと晴れたり、また吹雪のように雪が降ったかと思うとまたもや晴れてみたりという奇妙な天気の日だった。なので、結構雪が降ったような印象のわりには雪は積もらず。午前中晴れている時間にガレージの前だけ雪掻きをしたらすぐへばる。息が上がる。

今日の母は元気がなく、疲れているようだった。母が元気がないと僕も元気がなくなる、というか元々そんなものはない。そういえば書くのを忘れていたが、静脈血栓で象の足ようにむくんでいた母の左足は大分よくなっていた。病院からの帰り、1000円カットに寄って髪を切った。

母の病院に通うのを休むつもりは今のところない。何故なら「病院に行かない=休める」というような単純なものではないから。むしろ明日辺り、天候次第だが病院に行く前に久々に業務にでも行こうかと思っている。休息と同じように気分転換を必要としているから。それとある種の集中も。

そういえば、帰宅してみたら10年振りに買った馬券が当たっていた。ネットで有馬記念のオルフェーヴルの単勝と複勝を買っておいたのだ。1000円ずつ。YouTubeで見たら圧勝だった。単勝1.6倍というのはこの場合、高配当ではなく好配当と呼ぶべきだ。しかしながら、こんなことやっても意味ないな、とも思った。競馬というものは継続的に観て継続的にやらないと意味がない。で、今のところそんなことに費やす余裕はない。あらゆる意味で。たぶんもう買わないだろう。

安息を。休息を。


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