世の中はクリスマスイヴ、だが僕は相変わらず精神的に超不安定。夜にHと電話で話していて気づいたのだが、まだ出てきて5日しか経ってないので当たり前か。さっきまでキーボードのヤマザキと連絡が繋がり長電話。で、ヤマザキに言われて気がついたのだけれど、今の僕の状態というのはどうもうつとも違うなと思っていたのだが、いわゆるPTSDの状態なのだと思う。ショック状態から抜け切れておらず、あらゆることが不安で心配。フラッシュバックのように年中不安と恐怖心がやって来る。以前とは違った感じで何も出来ないので安定剤の離脱症状かとも思ったが、言われてみればこれはPTSDあるいはそれプラス不安神経症といったような感じだと思う。
今日の母は昨日同様表情はよかったが、声が小さくてあまり喋らず、喋っても相変わらず妙なことを口にしたりして元気はあまりなかった。
病院に着いてナースステーションに通りかかると中に手術を執刀した母の担当医がいたので声をかけてカウンター越しに立ち話をした。医師の話によると、母の状態は医師が思っていた以上に経過がよく、脳の方はまったく問題がなく後遺症もなく、後は体力の回復だけとのことだった。なので、当初は無理かなと思っていた自宅退院ももしかしたらあり得るかも知れないという話まで出た。ただ、これまでのように一人で介護するのは無理があるかも知れないとは言われた。彼は若いが優秀な医者で、敢えて安心させるようなことを言う人物でもないので、これは総体的には母はかなり順調に回復しているということだ。なので、不安だらけの中、いいことと捉えてもいいのだろう。
今日は例のよく喋る叔母が病院にやって来たので、また母を車椅子に乗せて昨日と同じエレベーター脇の食堂に連れて行った。終日雪という予報だったのだが見事に外れて日中は晴れていい天気だったから、気分転換に外の景色を見せたくて。
それにしてもこの極度に不安定な状態、些細なことでもあっという間に不安の極致に陥ってしまう状態、時間が解決するにしてもいつまで続くのだろうか。それまでの時間をどう乗り切ればいいのか。本当に、何一つ楽しむことが出来ないしリラックスすることが出来ない。