大晦日の日記

大晦日。今日も雪は降らず、ほぼ晴れ。

結局昨夜日記を書いた後にfragmentsを更新、今年を総括した(「2013」)。この日記をずっと読んでいる人には既知のことだろうけど、最近読み始めた人にはここまでのあらすじ的なものになるかも知れないなと。なので、ここのプロフィールにもリンク貼っておいた。

午後、母の病院で二人で外を眺める。

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今日も母はあまり元気がない。ときどきいらいらしたりもするし、「ベッドに鍵がかかっている」とかいう妄言もある。母は昨年の今ごろと比べると見違えるように年老いて、それが今年という年を象徴しているようにも思える。3時半ごろになって弟が病院に到着、4時ごろに弟に任せて僕は一足先に帰る。

一応夕飯は年越しそばを頼んだのだが、これがなかなか来ない。なので、紅白じゃなくて「KYOKUGEN」っつう、スポーツバラエティ番組を弟とずっと見ることに。結局、蕎麦が届いたのは8時過ぎだった。ツイッターを見ると、物凄い数の紅白ツイート。確かに、こんな日にこんな日記を読んでいる人はいないだろうなと思う。それが大晦日。

今日は夜まで安定剤を飲まずになんとかもった。弟がいたせいだろうか。こんなに長い時間テレビを見たのも久しぶりだし、ボクシングを見るのも久しぶりだった。井岡って強いな。しかし、ボクシングというのは嫌なスポーツだなとも思う。大瀧詠一が亡くなって、それがリンゴを詰まらせてというのが父の死因とダブる。どうも何かにつけて今年というものを思い返さずにはいられない。それもまた大晦日。

とはいうものの、明日から新しい年だと言われてもどうにもピンと来ない。日付がひとつ変わり、年がひとつ新しくなって、何かが変わるのだろうか。何かが終わるのだろうか。変わってもらわないと困るのだけれど。今日ですべてが一区切りついてくれるのなら、どんなに救われるだろう。そこからいい方向にベクトルが変わってくれたら。何かいいことが始まってくれるのなら。ホントに今年はしんどい年だった。

と、ここまで書いて台所に行って紅白をつけてみたら、泉谷しげるが「今日ですべてが終わる 今日ですべてが変わる」と歌っていた。コウインシデンス。

みなさんよいお年を。


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