その気持ち

1時半就寝、7時45分起床。なにやらよさげな夢を見た。そのせいなのか、朝、珍しく前向きな気持ちになった。あと10年頑張ろうと。いや、ミヤザワは75まで頑張ると言っていたので20年頑張ろうかと。そして、その気持ちを忘れないようにしようと思った。

ところが、忘れていたのである。この日記を書き始めてようやっと思い出した。いかんなあ。せっかく最近では前代未聞に前向きに、少しだけ楽天的になれたというのに。一体、どの時点で忘れてしまったのだろう。4時間ちょっとの業務をして、それから母の病院へ行って。どうもその辺りから怪しい。今日の母は妄言が酷く(といっても悪いことは言わない)、幻視のようなものもあるようだった。手術以来統合失調症の薬を飲んでおらず、鎮静作用とは逆の持ち上げる薬を処方されているので陽性反応、妄想だと思うけれど。改めて、今の母は、母の心は壊れてしまっているのだな、と思った。そういう母に終始笑顔を見せるのもかなりきつい。気がつくと、どこか寂しいような、哀しみに似た感情とある種の諦念のようなものにどっぷりと浸かる。病院の帰りにやたらと混んでいたドトールのカウンターの列に並んだのも、どこかいたたまれないような気持ちだったから。

先日母がショパンを聴きたいと口にしていたので、今日はiPhoneで音楽を聞かせた。このところRealPlayerが上手く動作せず、ダウンロード出来なかったのでショパンは聴かせられなかったが、代わりにAydin Esenを聴かせた。Aydin Esenはトルコのジャズピアニスト。

この曲の入ったアルバムは個人的にこの半年で一番再生回数が多い愛聴盤。

Trio – Aydin Esen

夕食後、それでも朝の気持ちの残滓のようなものが残っていたのか、何かしなければと思って無理やり興味本位生活を更新してみた。しかし、やはり今の僕が軽口を叩くというか、軽い文章を書くのはかなり無理がある。

結局、今日やったことはそれぐらいだ。業務、母の病院、ブログの更新、以上。このところの習いで早く眠くなるのだが、今日に至っては10時前に既に眠くなって参った。今日は小雪がときおりぱらつく程度、寒かったが、天気予報を見ると来週(今週?)の木曜だか金曜だかは最高気温が氷点下というのだから驚く。明日は雪みたいだが、自分の検査もあるので病院には行かねばならぬ。

とにかく、今朝の気持ちを忘れないようにしよう。


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