晴れ。だが朝起きてみると物凄く寒くて、風邪でもひいたのかと思った。ヤフーによると今日の最低気温はマイナス6度、だが母の友人によるとマイナス8度。いずれにしても寒いのは確か。
一昨日から安定剤を一日一回にして夕食後に飲んでいるのだが、どうやらタイミング的に遅いようだ。夕食後に強烈な不安感に押し潰されそうになる。もうちょっと早く飲まないと。それにしても、今日は業務で風俗嬢ぐらいの時給だったし、どうしてこうも不安になるのかいまひとつ定かではない。漠とした不安と呼ぶにはあまりにも強い不安。実際それほど具体的な輪郭を持たないのだが。要因のひとつとして考えられるのは、昨日気づいたのだが、母が倒れたときに着用していた服と靴がどう探しても見つからないことと、今日の病院で母が「明日死ぬのか」などという妄言を口走ったことか。そういうちょっと気にかかることがアンプリファイアされて極度の不安に徐々に転じているようでもある。とにかく、夕方に不安になると誰にも電話出来ないので参る。今日は母の服と靴のことで叔母に電話したので、それでちょっと落ち着いた。
安定剤がようやっと効いてきて不安感が少し治まってきたのはいいが、かといってその残滓はなかなか消えず、どうやっても前向きな気持ちにならないので、YouTubeで有吉のバラエティ番組の動画とかを見て無為に時間を過ごす。単なる思考停止。こんな感じで相変わらず夜の時間帯を有効活用出来ない。
午後、病院に着くと母の友人3人が来ていて珍しく母は笑顔を見せていたのだが、友人たちが帰るとまた母は不安定になり、少し寝ると寝惚けてでもいるのか、突拍子もないことばかり口にする。いきなり起き上って着替えると言ったり。そういった母の精神の不安定さはボディブローのように僕を疲れさせ、今日も母が寝ている間、僕もベッド脇で30分ぐらいうとうとした。母の言うことが日に日に意味不明になっていくと、病院に行くことがだんだんと漬物石みたいに重くなっていく。先週あたりから母の手の震えが酷くなっているのも参る。贅沢だなとは思っているのだけれど、どうしてもストレスが凄くて帰り際に一階のスタバでラテを買ってしまう。それを啜りながら駐車場に停めた車の中で煙草を一本吸う。それから車をスタートさせて帰路に就く。帰りはいつも虚しい気分になる。それが帰宅後の漠然とした不安感に繋がっているのかもしれない。
依存と耐性、離脱症状を気にして安定剤を極力減らしているのだが、まだ1錠にするのは早いようだ。明日からまた昼夜の2回飲むようにしよう。じゃないと、夜が使い物にならない。それでなくてもいろんなものが自分からばらばらと抜け落ちていくような感覚が抜けない。重力が途轍もなく重く感じる。指が痺れる。途方もない虚無感。無為に時間が過ぎていく感じ。実に嫌な感じだ。煙草を1本吸うたびに吸った時間を手帳に記録しているのも、ただ単に時間が経過するのを待っているように思えてしまう。しかしそうしないと抑制が効かず、元の本数に戻ってしまいそうで。自分のどこをどう解放したらいいのか、その加減が今は分からなくなっている。自責と自制の念が強過ぎるので、どこかを緩めた方がたぶんいいのだと思うのだけれど。
ああそうだ、先日18番に決まったと書いたけれど、1860ミュンヘンに移籍した大迫の背番号は9番に決まった。訂正。