無題

正直、今日の日記はパスしたい。とてもそんな気分じゃないが、要件だけ書いておこう。

母を歯医者に連れて行き、終わってから自宅に連れてきて、僕は昨日の話を母にした。僕はまた泣いた。母と僕は抱き合って泣いた。

夜、弟から電話があり、弟が警察と町役場の担当者に聞いた話と昨日僕が聞いた話が食い違っている。僕が聞いたのは、昨日の日記に書いたように他に選択の余地がない、有無を言わせぬものだった。ところが実際は違うらしい。明後日弟が来て、再度役場の担当者と話をすることになった。役場の人間は先週の木曜に警察から通知が来て急に事情が変わったとはっきりと僕に言ったが、弟が警察に問い合わせたところ、警察の通知は去年の12月4日だった。つまり、昨日の話は嘘だった。今日施設の部屋を確保する、それは強制なのだという話も弟が待ってくれと頼んだら留保された。結局のところ、僕が母を虐待する人間という先入観を持って、法律だから強制だからと僕が勘違いするような言い方をした。町役場の人間が嘘を吐いてまで僕と母をはめようとしたとしか解釈のしようがない。

以上。

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