人間の絆

サマセット・モーム「人間の絆」読了。長い小説だった。フィリップ・ケアリという弱い主人公が翻弄されるたびに読んでいる僕も翻弄された。だけど、ハッピーエンドでよかったな。何かしら報われたような気がした。主人公同様に。これは救済の話なのだと。それは人生を無意味と悟ることで得られるだけのものよりももっと素晴らしい幸福というものがあるということ。強いて言えば、もう少し新しい訳で読みたかったけれど。次はそのまま同巻のモームの短編を読むか、それとも大好きなトルーマン・カポーティの短編を読むか。


人間の絆

明日の朝早くに住職が棚経を読みに来るので今日はもうそろそろ寝なければならない。なので、日記もかいつまんで書くことにしよう。

昨夜は2時には寝て、朝は7時15分に起きた。だが、身体の方は相変わらずダメそうだった。そのままだと昨日同様日中を無駄にしてしまいそうだったので、午前中は捨てた。昼近くまで延々とソファで寝た。お蔭で午後からは少しはまともにしていられた。とはいうものの、振り返ってみるとほとんど何もしていない。涼しい一日、休み休み本を読み、相場のチャートに向き合っていただけ。今日の母は表情や目つきは悪くなかったが、言動がブレた。どうもいいことを言わない。

夜は相場に振り回される。というのもレンジの予想が甘く、午後成行で取ったポジションと、夕方成立した指値が両建てのように相殺することになってしまったので。ドル円を買いで持ちユーロ円を売りで持ったら連動して動いてしまった。お蔭でいつまで経っても抜けられない。負けは避けられないと思った。結局ドル円は同値決済、後はユーロをどこで諦めるかと思っていたら、夜も更けてから急激な円買い、結果的にはプラスに転じた。また父に助けられたと思った。

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