カマキリ

あんまり寒いので風呂に入ってしまい、気がつくと今日も階段の昇降を忘れてしまった。

昨夜は1時20分ごろと最近の中では比較的早く寝たのだが、朝起きたのは9時近く。7時間半ぐらい寝てしまった。しかしながら朝食後あくびを連発して眠気が取れない。真面目な話、最近何時間寝ても十分に睡眠が取れてすっきり目覚めるということがない。それに例によって寒い。一応PCに向かって少々考えた挙句、相場のポジションを成行で取った。いつもと違う注文方法を試しに使ってみた。指値決済と逆指値を同時に指定する方法。で、ソファで毛布にくるまってうとうとしていると、決済する音で目が覚めた。指値と逆指値では結果が正反対なのでどうかと思ったら無事指値で決済、寝ている間にささやかな日当が出た。相場に関しては一応指値は置いたものの今夜から明日の夕方までは様子見。

昼食はハムエッグサンドイッチを作ってみた。生まれて初めて卵焼き器なるものを使ってみたのだが、あっという間に焼けるので焦った。ハムと卵だけでケチャップとマスタードでシンプルに味付けするとそれなりに。しかしきゅうりものっけてもよかったかなあと思う。

午後になると例によって気温が上がって来る。何しろ最高気温と最低気温の差が12度ぐらいある。ふと思いついて外に出てサッシの窓拭きをするが、クソ暑いのでTシャツ1枚に。見ると、外の壁にでっかいカマキリがいた。

kamakiri

ひとしきり窓拭きをしてから、昨夜遅くに書斎の蛍光灯のうち1本がちらついて来たのでホームセンターに買い物に。蛍光灯とグローランプを買い、隣のスーパーで食料品を買い込む。帰宅して蛍光灯を取り換える。その後、ゴミが一杯になってきたので明日の朝出せるようにしたり、ちと気がついたところを拭き掃除したり。

とまあ日中はその程度のことしかしなかったのだが、これだけでなんかダルくなりへばりそうになる。足腰の体力が落ちているのは十分に自覚していたのだが、どうやら腕力とかもかなり落ちているようで基礎体力があまりにもなく危機感を覚える。

今日は昼間スーパーで買ってきたコロッケで夕飯を済ませてから母のところに行く。今日の母はかなり調子が悪く、「困った」しか言わない。それで相変わらず何が困ったなのか皆目分からない。いつものようにホールの隅にある洗面台で歯磨きをさせようとすると何やら挙動が怪しく、どうやら歯磨きの仕方を忘れてしまったようだ。それで僕は動揺してしまい、つい「馬鹿になったのか」「ボケてしまったのか」などといらいらして言ってしまった。すぐに後悔する。部屋に連れて行こうとしても途中で何度も止まりそうになって少し涙ぐんだりするなど、今日の母の挙動はかなり不安定だった。ベッドに寝かせてもずっと「困った」としか言わないので僕は途方に暮れてしまった。8時になると玄関が閉まってしまうので後ろ髪を引かれる思いで老人ホームを後にした。

母の調子が悪いとどうしても気分が沈んでしまう。帰宅して、アジア大会のなでしこの試合(台湾戦)があるのでそれで気分転換しようと思ったらTBS、なんとリアルタイムの女子サッカーの中継をせず、録画のフェンシングとか柔道を放送している。唖然。結局なでしこの試合は後半途中から中継。台湾相手に結果は3-0で勝利、中国がヨルダン相手に5-0止まりだったこともあって無事1位通過。しかし個人的見解を言わせてもらえば、ルックスでは台湾の圧勝だった。

そういえば先日仙台に行ったときに弟が今週来るようなことを言っていたので電話してみると、明日来るという。だったらなんで電話してこなかったのかとまた少し苛立つ。どうにも人間の感情というものは厄介だ。瞬間的に湧き起こる感情というものはどうもコントロール出来ない。ある程度セーブは出来るものの、抑えるのに多少なりとも時間は必要だ。一体どうしたら感情に振り回されることなく、完璧に抑え込むことが出来るのだろうか。そもそもそんなことは無理なのだろうか。

その後も台所でアジア大会の水泳をしばらく見るが、とにかく夜は寒い。大体において、アジア大会での金メダルってどの程度のことなのかよく分からない。それなりに喜ばしいことなのだろうけど、オリンピックやW杯と比べるとどうにも微妙。なんの競技にしてもアジアで負けてるようじゃなと思ってしまう。

明日の朝はゴミを出したいので今夜は早く寝ることにしよう。まあアラームをセットすれば起きられるとは思うが。

それはそうと、サリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」の再読はとうに済んでいて今は続く「フラニーとゾーイー」を再読中。先日買った未読の「大工よ、屋根の梁を高く上げよ シーモア―序章―」を読むため。改めて読むとこの一連のサリンジャーの作品、野崎孝の訳が素晴らしい。モダンで少しも古臭さを感じない。特に会話の口語体が物凄く自然だ。しかしながら大好きな作家であるのに久々に読み返してみるとちっとも覚えていない。かろうじて覚えていたのは「バナナフィッシュにうってつけの日」ぐらい。人間の記憶というよりも自分の記憶力のなさに唖然とする。


ナイン・ストーリーズ

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