火曜日。
昨日書きかけだった煙草に関する駄文の続きを夜書いてfragmentsにアップ(「一服」)。
8時44分起床。何時に寝たのか定かでない。2時は過ぎていたと思う。2時20分ごろか。朝食後、睡眠時間を考えると昨日までと何が違うのかよく分からないが頭に蜘蛛の巣が貼りついたようなもわーっとした眠気はそれほどでもなく、一応相場の指値とかしているうちに10時半ぐらいになり、午前中はなんとか眠らずに済みそうだと思った。しかし、何せ毎日寝てしまうものだから油断ならず、念のため11時近くになって業務に行く。当たり前だがさすがに業務中は寝ない。それだけでも行った甲斐があるというものである。それなりに結果も出た。ちょうど2時ぐらいにヤメて帰りがけに泌尿器科に寄ろうと思ったら駐車場が混んでいたので一旦帰宅してコーヒーを飲んで一服してから出直す。今日は曇り空で外は終日涼しく(僕の感覚では肌寒い)、Tシャツ1枚にはなれなかった。
医者から戻ってもいまひとつ覇気がないというか何も出来ない感じ、しょうがないので例によって窓際のソファで本を読み始めるとまた眠くなり、タオルケットをかけて結局昼寝してしまった。5時に目が覚める。相変わらず日中昼寝すると危機感が凄い。
やたらと腹が減ったので6時前にはもう夕食。食べていると指値が成立する音がしてチャートを見ると、さしたる理由もなく急激なユーロ売りが入りあっという間にストップロスがついてしまい激しく脱力する。相場に関しては夜になって少しだけ取り戻す。業務の分を入れると本日はトータルでちょっとだけプラス。気分の問題。
夕食後に母のところに行くと、今日は歯科医の診察があってまた2本抜歯したと聞かされて驚くが、見てみるとどれだか分からないのでどうやら根っこだけのものを抜いたようだ。母は落ち着いておりいつもと比べると比較的喋った方だ。しかし、記憶の方はかなり怪しくなっている。
そんなわけでフィッツジェラルド「マイ・ロスト・シティー」再読了。というか、たぶん再読だと思う。その辺はあまり自信がない。もしかしたら記憶違いかもしれない。ともあれ、素晴らしい短編集。村上春樹の訳のいいところは、読みやすくて古臭い感じがせず、プロットや人物造形が村上春樹らしくないところ。それに過剰な比喩で持って回ったような回りくどい文章にもならない。つまり村上春樹っぽくない。こういうところを村上は自分の作品に反映して欲しい。
この短編集はいろんなところから寄せ集めたアンソロジー、選集らしいが、なんていうか加減がちょうどよい。軽すぎず重すぎず、浮かれているわけでも過剰に深刻になるわけでもない。料理でいうと味が絶妙。ただ村上の訳で軽くなっている部分はあり、その分1920年代っぽくないというか今風過ぎると思う人も中にはいるかもしれないがその辺は好みの問題。各々の短編が長過ぎないので非常に読みやすかった。
前述の駄文にも書いたけれど、このところ煙草を吸うと息苦しさを覚えたりすることがあり気になる。一度肺気腫の診察を受けた方がいいのかなと悩む。母に聞いたところ父は町内唯一の総合病院の呼吸器科で診てもらっていたらしい。この病院は気が遠くなるほど待たされるしどうせ禁煙しろと言われるだけに決まっているのでまったく気は進まないのだが……。