頑張りようのない日

月曜日。

朝、酷い頭痛で目が覚めた。もう10時近かった。途中一度トイレに起きたものの、最近の中では眠れた方である。ここ2・3日朝寒くて目が覚めていたので、昨夜シーツを冬用のボアシーツに替え、羽毛布団を普通の重い掛布団に替えたら結構暖かく、本来なら快適に眠れたはず。

朝食後、頭痛はますます酷くなり、まるで髄膜炎のようにがんがんに頭が痛くなって吐き気がした。危うくトイレで吐きそうになる。最初は寝過ぎで頭痛がするのだろうかと考えたが吐き気までするというのはちょっとおかしい。もうひとつ考えられるのは、昨日から処方されて飲み始めた気分スタビライザーであるラミクタールの副作用。以前同じスタビライザーであるデパケンを飲んで副作用の頭痛に悩まされた経験がある。最低量の半分という少量ながら、どうもそれが一番怪しい。イブプロフェン200mgのアドヴィルを2錠飲む。

とにかく頭痛と吐き気がいつまで経っても治まらず、かといって寝ていて頭痛がしたわけだから寝るのも気が進まない。しかしながらどうにも起きていることすら辛くなってきたのでソファで毛布を被って寝込んだ。

向かいの人が回覧板を持ってきて起こされた。向かいの人は喪服を着ていた。そういえば今日は3時半に近所の人の葬式があるのだった。時間を見るともう3時近かった。延々寝込んだのに頭痛と吐き気は治まらず、葬式に顔を出すのは諦めた。何か食べなければと少量のスパゲティの昼食を食べる。胃のむかつきが治まらないので太田胃散を飲んだ。もしかしたら胃に来る風邪の可能性もあるかと思って熱を計ったが二度計っても熱はなかった。

夕方になっても胃がむかむかして気分の悪さは変わらず、相変わらず頭痛がする。これはどうにもダメかもと思ったが、とにかくちょっとでもいいから顔を出そうと母のところに行く。僕の手が物凄く冷たいというので母はしばらく僕の左手をさすっていた。結局30分ほどで特養を後にし、朝食用も昼食用もパンが切れていたのでふらふらしながらスーパーに寄って買い物をする。帰宅して、買ってきた380円也の刺身でなんとか夕飯を食べる。

夜になっても頭痛は消えない。胃もむかついて気持ち悪い。こんな感じで今日は終日病人、最近にない体調の悪さでダウン。一応午前中に精神科に電話したが担当医は休み、明日連絡をもらうことになったがもうラミクタールは飲みたくない。元来僕は抗精神病薬とか気分スタビライザーはいろんな薬を飲んだことがあるが副作用ばかりで効果があった試しはなく、合わないのだ。

昨日の日記に今日頑張ると書いたけれど、そんなわけで今日はとてもじゃないが頑張れる日ではなかった。生きてるので精一杯。そんな中でも葬式こそ行けなかったものの母のところに顔を出し、一応三食の食事を摂り、それなりに相場でプラスを叩いたのだから結果的には頑張ったと言えるのではないだろうか。

本日3錠目のアドヴィルと2度目の太田胃散を飲み、huluで「イングリッシュ・ペイシェント」を見ていると、11時ごろになって気がつくとようやく頭痛と吐き気が治まっていた。とは言うものの、これを書いている今もまだ万全という感じではなく、微かに頭痛と吐き気の残滓は残っている。まったくもって今日は疲れ果てた。ここまで体調が悪いと、生きているだけで感謝しなければならないのかもしれない。普段体調が悪くない、普通であるということがどれだけ有難いことであるか、改めて分かった気分。


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