12月31日、水曜日。
あけましておめでとうございます。
日付が変わったので(従って年も明けたので)こう書かざるを得ず、そうはいうもののこれは大晦日の日記であって、そういうややこしいことにならないように年が明ける前に日記をアップしたかったのだけれど、今年(つまりもう昨年になったけど)は珍しく紅白を見てしまったのだった。まあ個人的に知っている奴が出るからということもあるけれど(今年は数人だったが)、母のところで最初の方を見てしまい、なんとなく帰宅後もそのまま見てしまった。ちなみに、母に「よいお年を」と言うのは初めてで、なんとなく妙な感じだった。
毎年恒例の今年(だから昨年)の総括をfragmentsにアップ。
9時半ごろ起床。雪が降っていたので朝食後に雪かき。だが日中はさほど積もらず。今年の大晦日は一人なので、夜出前を頼めないから年越しそばは昼食に自分で茹でて作った。
量の加減が分からなくて、一袋茹でたら結構な量だった。完食したら腹一杯に。
日中はジョン・カーペンター監督「遊星からの物体X」を見た。見るのは二度目だがやっぱりジョン・カーペンター、B級映画の監督だなあと改めて思う。それにしても救いのない話。SFホラーだからしょうがないけど。まだCGのない30年以上前の映画にしては特撮よく出来てるが。それからジョン・ランディス監督「ブルース・ブラザース」を見始めたが結局途中になってしまった。映画を見る合間に(年が明ける前に綺麗にしようと)風呂の掃除をした。ついでに洗面所も掃除。そんなことをしているうちに日が暮れる。
母のところの帰りは吹雪と言っていいぐらいの雪、また車にかなり積もった。これは元日の朝から雪かきはもう決定。帰宅後に紅白を見ながらサバの味噌煮の缶詰での夕飯。食事だけ見るとわびしい。しかし、これだけ長い間紅白を見た(ほぼ終わりまで見た)のは一体何年ぶりだろうか。正直最近のJ-POPは曲も歌詞も酷過ぎて頭痛がしてきそうなくらいだった。それに、なんで皆こんな馬鹿げた格好で歌わなければならないのだろうか。しかし、それも見ているうちに次第に慣れていく。そりゃあいろいろ疑問はある。なんでEXILEはあんな人数が必要なのかとか。なんで美輪明宏はあそこまでビブラートをかけなければならないのかとか。まあでも、見ているうちにそういうのを全部ひっくるめて紅白なんだなあと。今回はかつてレコーディングしたことのあるアーティストはゲストを入れて2人、レコーディングしたことはないがレコード会社時代に一瞬担当だった歌手が一人。バックミュージシャンとして知り合いが数人。どうやらヨウタロウは出なかった模様。
それはそうと、昨日の相場のポジションを今日まで持ち越したら、奇跡的に大敗したと思った分を取り戻してプラスに転じた。そんなわけで今年というか昨年最後の相場はプラスで終えることが出来た。実はまだポジションをひとつ決済しておらず、年を越した。
紅白をほぼ最後まで見てから年が明ける前にと風呂に入ったが、中学から高校にかけては毎年大晦日にビートルズのベスト盤(赤と青)を全曲一緒に歌っていたことを思い出し、湯船の中でLet It Beを歌った。風呂から上がると除夜の鐘が聞こえてきた。で、23時58分に煙草に火をつけ、気がつくと年をまたいで煙草を吸っていた。除夜の鐘とビル・エヴァンスを聴きながら。
今年(今度こそ今年)はいい年になるといいなあ。ちょっとでもいいから。
今年もよろしくお願いします。