6月26日、金曜日。
今日はとにかく、夜になって一昨日誕生日だった中村俊輔のセルティック時代のゴールダイジェストをスコットランドリーグがアップした動画を見てあまりにも凄いので何もかもぶっ飛んでしまった。
その流れでYouTubeを見ていたら、セルティック時代のプレ―集を見つけ、もう興奮し過ぎて相場も何もかもどこかに行ってしまった。
これ↓
本当に凄い。美し過ぎる。チャンピオンズリーグでマンチェスターユナイテッド相手に決めたフリーキックで、実況のアナウンサーが「Oh My Gooood!」と発狂してしまうのも分かる。フリーキックだけではなくて、これだけのシュート力、精度を持った選手がかつて日本にいただろうか。唖然としてしばらく言葉を失った。ただただ、「すげー」を連発するばかり。今にして思えば、どうして当時リアルタイムで中継を見ていなかったのだろうかと悔やまれる。現日本代表が最強と思っていたのだけれど、こうして今さらながら全盛期の俊輔のプレーを見ると、僕らはかつて不世出の天才を見ていたのだな(というか今でも現役であるけれど)と改めて思うのだった。僕の中で中村の一番印象的だったプレーはコンフェデでのルーレットからのシュート(あれが決まっていたら俊輔のベストゴールだったと思うけど)なのだが、どうして今日まで中村俊輔という選手がこれほど凄い選手だったことに気づかなかったのか、不思議でしょうがない。
まだ興奮しております。
これをファンタジスタと呼ばずになんと呼ぶのか。もちろん、もはや伝説となった、動いているバスの窓にフリーキックを放り込む動画も見た。というか以前も見たのだけれど、こうやって俊輔の凄さに改めて気づいた後に見ると、さながら奇跡を目撃したような気分になる。この選手がいまだにプレーしていて生で見れると思うと、にわかに信じ難いような気がしてしまうのだった。現代表でも、フリーキックのときだけ中村を呼びたいと真面目に思う。セルティック時代の中村のプレーの前には、中田英寿も本田も香川も、すべてかすんでしまう。いや本当に、これだけ凄い選手だったのだなと感慨もひとしお。要するに日本人プレーヤーがスコットランドという異国でレジェンドになる、今なお語り継がれるというのは、それだけの理由があるのだなと。
感動しました。興奮冷めやらぬとはこのこと。
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というわけで一応日記も書いておくと、朝10時に特養で母の介護認定があったので9時にアラームをセットしておいたのだが、その前に起きた。無事10時には特養に行くことができた。町役場の職員(だと思う)の女性が一人、母に質問していく。現在の母は要介護3になっており、確か今年の4月から特別養護老人ホームは要介護3以上じゃないと入れなくなったと記憶している。ちなみに介護度が上がると料金もその分高くなる。母はそれなりに的確に(箇所箇所怪しくはなるけれど)質問に答えており、たぶん介護度が上がることはないと思う。介護認定が終わり、11時ごろに入浴に呼ばれるまで母のところにいた。
帰宅後、なんとなく業務へ。今日はボコられなかった。帰り道、町に一軒だけの本屋に寄って宮部みゆき「名もなき毒」を買って帰る。昨日から読み始めた筒井康隆「旅のラゴス」が薄い本なのでアマゾンに注文した本が届く前に読み終わってしまうのではないかと思って。ちなみにこの「旅のラゴス」、1986年の作品だと判明、いかに自分が長いこと筒井を読んでいなかったのかと気づく。中学高校とかなり読み漁ったのだが。
昨日は暑かったが今日はそれほどでもなく、夕方から涼しくなった。山形は今日から梅雨入りしたそうで、夜になって雨が降り始め、そのうち本降りになった。そういえば昨夜暑かったので今朝方ニトリにクール寝具(パッドと肌ぶとん)を注文したのだが、どうやら明日以降は少し涼しくなりそうな気配。