半島が攻めてくる

4月2日、土曜日。

ドアを開けると仙台にいるはずの弟がいて、びっくりして僕は「どうしたの?」と声をかけた。すると弟は「テレビ見てないの?」という。どうやら北朝鮮が攻めてきたらしい。

というところで目が覚めた。二度寝して9時。もちろん北朝鮮は攻めてきていたりはしなかった。何故こんな夢を見たのだろうか。今読んでいるミシェル・ウエルベック「服従」がちょうど剣呑な雰囲気になってきたせいだろうか。夢は記憶をランダムに繋いだものとどこかで読んだ記憶があるが、もちろん北朝鮮が侵攻してきた記憶などあるわけがなく、かろうじて村上龍「半島を出よ」を読んだ記憶ぐらいだ。昨日だか一昨日だか、日本海に向けて北朝鮮が何やら発射したというニュースは目にしたので、まんざら記憶がないともいえない。

昨日見た「海街diary」の中で、綾瀬はるかが階段を拭き掃除しているシーンがあり、ちょっと衝撃を受けた。というのも、田舎の実家に戻って丸三年、いまだ階段を拭き掃除したことがなかったからだ。ああ、階段って拭き掃除するんだ、と。それで、そういうことの積み重ねが幸せな日常となるのではないかと考えた。拭き掃除をしたり食事の支度をしたりということこそが、「幸せな日常」を形作っているのであり本質なのではないかと。

そんなわけで、常々階段のほこりとかが気になっていたこともあり、階段の拭き掃除をした。その流れで玄関と台所に掃除機をかけた。幸せの真似事である。それで僕が幸せになったかどうかというのは微妙なところだが。

掃除を終えるとそれなりの充足感といったものはあったような気がしないでもないが、今度は何をしたらいいのか例によって分からなくなってしまった。それで業務に出かけた。またしてもネタが酷過ぎた。しかし、今日はそれなりにひとつ発見があったのでそれでよしとしなければならないのだろう。業務からの帰宅後はスカパーオンデマンドでJリーグの川崎対鹿島の試合を見る。結果は1-1の引き分けだったが、今日のところは鹿島があまりにも決定機を外し過ぎた。

6時半過ぎに母に面会に行く。帰宅後、昨日スーパーで買ったコロッケで簡単な夕食を済ませると今度はガンバ大阪対横浜FMの試合を途中から見たが、これが無闇に面白かった。中村俊輔がまたしてもものの見事なフリーキックを決めて唖然。ロスタイムに遠藤がPKを止められてびっくり。

その後、夜も遅くなってから映画「イミテーションゲーム」を見始めたのだが、いつものことながら映画を見始めるのが遅過ぎる。よって、面白い映画なのだけれど続きは明日見ることにしよう。

マルチディスプレイというものを試してみたくて、今日はUSBをVGAに変換するディスプレイアダプターをアマゾンに注文してしまった。どうも買い物癖がついているような気がする。気をつけなければ。

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