7月10日、日曜日。
昨日の日記に書いたように、本日久々にfragmentsを更新(「欠落」)。今日は何しろ選挙の日、こんな駄文を読む雰囲気でもないと思うけど。
今日も起きたのは10時半ごろだった。結果から類推すると、どうもここ数日の僕は8時間眠りたいようだ。というか、今日も夕方に昼寝してしまったのだけれど。
ともあれ、人生で選挙に投票に行ったのは数えるほどしかない僕ですら、今日はさすがに投票に行った。ちと恥ずかしかったのは、比例代表ってのがよく分からなくて、会場の女の子に「政党名でもいいんですか?」と訊いてしまったこと。我ながら唖然とするほど常識がないというか世間知らずというか。
そんなわけで夜の選挙速報を見て失望。珍しく地元山形では僕が投票した野党統一の候補が当選したのだが、結果的には改憲派が多数を占めた。なんでこんな奴が、っていうのも当選する一方で、ツイッターのタイムライン上では圧勝するんではないかと思われたミュージシャンの気鋭の候補が箸にも棒にも引っかからなかったり。毎度毎度選挙のたびに思うんだけれど、結局は論理性よりも認知度とか雰囲気で決まっちゃうんだなと。改めて多数決の怖さというものを覚える。これで改憲の国民投票でもやろうものなら、先日のブレグジットよろしくロクでもない結果になるのではないかと。多数決こそが民主主義であり公平なのだということからは矛盾しているが、多数決こそが理不尽を産むという気がする。かといって、じゃあ代わりに何があるかと言われるとないのだけれど……。
それはそうと、今日の母はなかなかしっかりしていてちょっとほっとする。