眠れない夜を数えて

夕景。

８月２日、火曜日。

昨夜は３時過ぎに寝ようとしたのだが、二階の自室が暑くてどうにもならず、ただひたすら汗だくになるばかりで一向に眠れる気配がなかった。とにかく部屋が暑過ぎるのである。頭がのぼせてきてしまうほどで、そのまま熱中症になるんじゃないかと。これはまったく眠れる見込みがないと判断、前述のようにもう３時を過ぎていたのだが階下に降りてまず台所で梅酒を飲んで煙草を一服した。それからおもむろに決心して二階から布団を下ろし、エアコンのある一階の書斎に布団を敷いた。既にいつものように睡眠薬を２錠と安定剤を１錠飲んでいたのだが、なにしろまったく眠くなかったので睡眠薬を１錠追加で飲んだ。エアコンを切りタイマーにして、ようやっと眠れたという次第。確かに去年も二階が暑くて眠れず、唯一冷房のある茶の間に布団を敷いて寝たことはあるが、８月になった途端にこれでは……。

そんなわけなので寝たのは３時半を回っていたと思う。朝、ドアチャイムの音で目が覚める。時間を見ると１０時半を過ぎていた。書斎は玄関脇なので浴衣姿ながら玄関の戸を開けると、寺からの使いで大般若（だと思う）で５００円を集めていると言われたのだが細かい金の持ち合わせがなく一万円札しかなかったので次回ということに。

睡眠時間は７時間ほどだと思うが、思いの外よく眠れた感はあった。とどのつまり、二階がいかに暑いかということなんだと思う。今日は夕方まで雨模様、そのせいか日中はそれほど暑いという感じではなかった。午前中は相場のトレードをしていたのだが、東京市場が昼休みに入った時点で何故かじれったくなって待てなくなり、後場まで待つのが面倒だと思い今日も業務へ行ってしまった。幸い昨日のネタで無駄にはならなかったが、どうもこのところ我慢がきかない。

業務から帰宅するとまた相場のトレード。しかしながらどういうわけか今日も昨日同様タイミングが悪く、方向の読みは合っているのに損切りさせられる羽目に。昨日も今日もそのままひたすら我慢していれば損切りせずにプラスに転じてはいたのだが、そこまで含み損を抱える気にはなれず。結局夜までかかって損切りの分を取り戻してさらにプラスにするところまでようやっとという感じ。そんなに難しい相場ではないと思うのだがどうも間が悪いというかなんというか。たぶん入るタイミングが悪い。

前述のように日中は昨日までと比べるとそんなに暑いという感じはしなかったのだが、夜になると風呂上がりにじとっと汗をかく感じ。まあとにかくこの夏は一階の書斎でエアコンを使って寝ることにしよう。