汗だくの日々、書斎寝室化計画

8月4日、木曜日。

暑い。はっきり言ってクソ暑い。なんだかすっかり暑がりになったような気がする。夜、母のところから帰宅するころには外は比較的涼しくなっていたような気がするが、家の中にいると窓を全開にしていてもじとっと汗をかく。去年までもこんなだったっけ? と首を傾げる。今日は山形で33度、明日は36度らしい。うーむ。さすがに36度にもなるとクソ暑いとしか言いようがない。今日は日中はTシャツが汗だく、ここんところずっとそんな感じで洗濯ばかりしている。

昨夜もなかなか寝付けず。床に直に敷いた敷布団のせいもあるけれど、それ以前に眠くないのだから参る。ようやく寝たのは3時過ぎだった。朝は7時半、8時半、9時半と目が覚めて10時半近くに起床、熟睡出来たとは言えない。正直寝心地がよくない。かといって二階の自室は暑くて眠れたものではない。

この問題を解決するために、以前ホームセンターで見かけた折り畳み式のベッドを買ってこようと思いついた。書斎は12~14畳ぐらいあるので、ベッドを置くスペースは十分にある。なにせ実家に帰る前、離婚後は6畳のワンルームとか8畳のワンルームで生活していたぐらいだから、書斎だけでも普通に生活出来るはず。理論上は。まあ確かに実家に戻ってから予想外の一人暮らしになり、住スペースに関しては贅沢過ぎるほど。二階の自室を使わなくても台所は16畳ぐらいあるから、書斎と台所だけで30畳近くある。それでなくても玄関のスペースだけでも以前住んでいた6畳のワンルームマンションぐらいの広さがある。

というわけで相場が一息ついた午後、ホームセンターに折り畳み式のベッドを買いに行った。以前見つけたのと同じ黒い折り畳み式のベッドがあった。店員に聞いてみると配送は無料だがメーカーから直送になるので一週間以上かかるという。現物を車に積んで持ち帰れないかと言われ、軽自動車だからどうかなと僕が言うと、積めるかどうかやってみましょうとその小柄で痩せた女性の店員が言う。それで驚いたことにその子はベッド(でかい段ボールに入っている)を持ちあげて台車に積み、駐車場の車まで持ってきた。車のハッチバックを開けると店員の女の子がメジャーで計って入りますねといって二人で車に積んだ。

てなわけでめでたく折り畳み式のベッドを買って車で持ち帰ったわけだが、帰宅後ガレージの車からベッドの入った段ボールを取り出そうとすると物凄く重い。たぶん20kg以上はある。まず車から降ろすのに一苦労、それを持ちあげて玄関まで持ってくるのに休み休みでひいひい言いながらようやっと運ぶ始末。あの小柄で痩せた女の子が軽々と持ちあげたように見えたのはなんだったのか。いまさらながら今の自分のあまりの体力のなさに唖然とする。

玄関から書斎に引き摺って入れると確かに段ボールは巨大だった。一気に開けてセッティングする元気がなく、一旦置きっ放しにしてまたPCに向かって相場のポジションを取ったりしていたのだが、設定のミスからストップを食らってややこしいことになった。改めてポジションを取り直すもなかなからちが開かない。それで一旦相場のポジションはそのままにしてベッドの組み立てを始めた。

店員の女の子いわく、組み立ては簡単で女性でも出来ますという話だったが、いざ始めてみると結構大変、ナットをスパナで押さえながらボルトをレンチで締めるって結構力がいるし面倒、本当に女の子でも簡単に出来るのかよ、と思った。ようやっと完成するころにはすっかり疲れ果てて汗だくになった。疲れの大半はもちろんガレージから運んだ分である。

完成してみると中国製の安物ながらなかなかいい感じ、難を言えば折り畳んでも思いの外デカいということだが、ひとまず夜寝るのが楽しみになってきた。これでかなり寝心地は改善するはず。

とか言っている間に相場のトレードもなんとかプラスに転じ、昨日の損失分を取り戻した。夜も相場のチャートを見ていたのだが、明日に雇用統計を控えているせいかいまひとつ方向性が定まらず今夜は様子見。

それはともかく、今日買ったベッド、入っていた段ボールを片づけるのも一苦労だった。何しろデカくて。ベッドを置いたついでに少しスペースに余裕を持たせようと、今まで放置していたPCの入っていた段ボールとかも片づける。これでようやっと少しは書斎が寝室らしくなってきた。とはいうものの、応接セットとかあってテーブルが必要以上に大きいので雑然とした印象は否めないし部屋のコンセプトがいまいちよく分からないのだけれど。どう見ても臨時にベッドを置いた書斎である。まあ今回の目的はクソ暑い夏の間をしのぐための応急措置なので、部屋のコンセプトが無茶苦茶になるのはしょうがない。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク